本田明浩

本田明浩：強肩の捕手から指導者へ

本田明浩氏は、1967年8月18日、兵庫県西脇市生まれの元プロ野球選手（捕手）です。社会人野球の新日本製鐵大分で活躍した後、1991年のドラフト会議で福岡ダイエーホークスに6位指名を受け、プロ入りを果たしました。

入団時は176cm、73kgと小柄ながら、遠投120mの強肩を武器とする捕手として期待を集めていました。しかし、残念ながら一軍出場を果たすことなく、2000年に福岡ダイエーホークスを退団しました。

その後、本田氏は2001年に阪神タイガースに入団。ブルペン捕手としてチームに貢献しました。選手登録されていたため、二軍戦に1試合出場した記録も残っています。2004年まではブルペン捕手として、2005年からは育成担当としてチームを支え、2009年には再びブルペン捕手として活躍しました。長きに渡り、阪神タイガースでチームを陰から支えた存在と言えるでしょう。2018年シーズン限りで阪神タイガースを退団しました。

指導者としてのキャリアも注目に値します。2019年シーズンからは四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスの野手コーチに就任しました。選手時代とは異なる視点から野球に携わり、指導者としての経験を積みました。しかし、わずか1年で退団することとなります。

現在は、履正社国際医療スポーツ専門学校（履正社ベースボールクラブ）で指導にあたっています。長年にわたる選手経験とブルペン捕手、育成担当、コーチとしての経験を活かし、若手選手の育成に尽力していることでしょう。

本田氏のプロ野球選手としてのキャリアは長くはありませんでしたが、その強肩は多くの関係者の記憶に残っているはずです。そして、指導者として培ってきた経験と知識は、未来のプロ野球選手を育成する上で大きな力となるでしょう。社会人野球、プロ野球選手、そして指導者と、野球に携わり続けた本田氏の歩みは、多くの野球関係者に示唆に富むものと言えるのではないでしょうか。

経歴概要

1967年: 兵庫県西脇市に生まれる。
1991年: 福岡ダイエーホークスに入団（ドラフト6位）。
1992年 - 1994年: 福岡ダイエーホークス 背番号35
1995年 - 2000年: 福岡ダイエーホークス 背番号61
2001年 - 2009年: 阪神タイガース ブルペン捕手、育成担当 背番号94（途中から111）
2019年: 高知ファイティングドッグス 野手コーチ 背番号81
現在: 履正社国際医療スポーツ専門学校 指導者

詳細情報

一軍公式戦出場：なし

背番号

35（1992年 - 1994年 福岡ダイエーホークス）
61（1995年 - 2000年 福岡ダイエーホークス）
94（2001年 - 2009年途中 阪神タイガース）
111（2009年途中 - 2018年 阪神タイガース）
81（2019年 高知ファイティングドッグス）

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