本町 (守谷市)

茨城県守谷市本町について

本町は、茨城県守谷市の中央部に位置する地区で、2002年に守谷市の一部から新設されました。郵便番号は302-0109で、守谷郵便局は302-0199を使用しています。

地理

本町は、守谷市の中心部に位置し、北部は旧市街地として古い街並みが残っています。一方、南部は昭和後期から新興住宅地として開発が進み、現在も守谷駅や南守谷駅の周辺を中心に整備が続けられています。地域の西部には関東鉄道常総線と国道294号が通っており、市内には守谷小学校、愛宕中学校、仲町行政サービスセンター、保健センター、守谷郵便局、筑波銀行守谷南支店などの公共施設があります。

隣接する地域としては、東にみずき野、取手市市之代・貝塚、西に百合ケ丘・松ケ丘・けやき台、南に乙子、北に中央・ひがし野・松並があります。

地価

2014年1月1日の公示地価によると、本町字新町504番8の地点で、住宅地の地価は1平方メートルあたり10万4000円となっています。

歴史

本町は、かつて「守谷」と呼ばれた地域の中心部であり、北部は城下町として栄えていました。現在も旧市街地の面影が残っており、周辺では昭和期以降に新興住宅地開発が進められ、現在も続いています。

2001年3月19日の時点では、守谷は6分割される予定で、現在の本町の区域は2分される予定でした。しかし、この提案は地域住民に受け入れられず、守谷の南東部と東部を合わせて現在の本町の区域となりました。区域が広いため、丁目設定の意見も出ましたが、分割の目安となる公共施設や河川がないことから、都市計画道路の完成後に設定されることになりました。

地名の由来

「本町」という地名は、地域住民へのアンケートで最も多かった名称が採用されました。2番目に多かった「元町」は、横浜市中区の元町のイメージが強かったため、「本町」に決定しました。この地域は、歴史的に旧守谷町の中心部に位置していました。アンケートでは他にも「南」「青葉」「上町」「南ケ丘」「古城」「城の里」「城址」などの名称が候補として挙げられました。

沿革

2002年2月2日、守谷市の市制施行と同時に、守谷の南東部を中心に、同地の西部、大字乙子の一部を加えて本町が新設されました。

小字と通称町名

本町には、53の小字が存在し、これらは守谷や乙子の頃からの小字を継承したものです。一部は、同じく守谷から分割された松並や百合ケ丘にも跨っています。

また、本町には23の通称町名（行政区名）が存在します。これらは一部小字と重複するほか、共同住宅の名称など施設名が用いられているものもあります。

世帯数と人口

2017年8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：不明
人口：不明

交通

本町の北部は首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスと関東鉄道常総線の守谷駅、南部は関東鉄道常総線の南守谷駅が徒歩圏内です。守谷駅東口からの路線バスや、守谷駅西口からの守谷市コミュニティバス「モコバス」が地域内を運行しています。

路線バス

地域内には、「上町」「保健センター前」「守谷郵便局」「下新田」「南守谷駅入口」の5つの停留所があります。

過去には、「仲町」「守谷町役場前」「下町新田」「愛宕」という停留所が存在しましたが、名称変更されています。また、「乙子」という停留所もかつて存在しました。

モコバス

地域内には、「ロックシティ前」「松ケ丘一丁目」「けやき台五丁目」「けやき台四丁目」「西友楽市前」の5つの停留所があります。Bルート左回りの各停留所は、それぞれ百合ケ丘三丁目、松ケ丘一丁目、けやき台五丁目、けやき台四丁目に所在します。

小・中学校の学区

市立小・中学校の学区は以下の通りです。

小学校：守谷小学校
中学校：愛宕中学校

主要施設

まつやま保育園
守谷ひかり幼稚園
守谷市立守谷小学校
守谷市立愛宕中学校
仲町行政サービスセンター・保健センター
守谷郵便局
筑波銀行守谷南支店
雲天寺
西林寺

参考文献

守谷市小字名一覧（守谷市税務課、2008年1月）
国土行政区画総覧② 秋田県～千葉県（財団法人国土地理協会）

関連情報

守谷市
守谷 (守谷市)
守谷市役所
* 守谷コモンズ自治会

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