本耶馬渓町

本耶馬渓町（ほんやばけいまち）

概要

本耶馬渓町は、2005年2月28日まで大分県下毛郡に属していた町です。現在は中津市の一部となっています。町の北部には一級河川の山国川が流れ、その流域に集落が点在していました。「青の洞門」や「羅漢寺」といった観光地があり、多くの観光客が訪れていました。町名は「本耶馬溪町」と表記されることもありますが、正式には「本耶馬渓町」です。隣接する「耶馬溪町」とは、「渓」の字が異なる点に注意が必要です。

歴史

2003年1月1日から、中津市と下毛郡の4町村による合併協議が始まり、2005年3月1日に本耶馬渓町は中津市に編入され、その歴史を閉じました。現在、旧町域の住所は「中津市本耶馬渓町」となっています。

沿革

1951年（昭和26年）4月1日：東耶馬渓村と上津村が合併し、本耶馬渓村が誕生。
1954年（昭和29年）3月31日：東谷村と西谷村を編入。
1959年（昭和34年）1月1日：町制が施行され、本耶馬渓町となる。
2005年（平成17年）3月1日：中津市に編入され、廃止。

交通

かつては、大分交通耶馬渓線が運行していましたが、現在は大交北部バスが中津駅と日田駅から運行しています。豊後森駅からもバスが出ていますが、1日1本のみです。

名所・旧跡

青の洞門：菊池寛の小説でも知られる、僧侶がノミと槌で掘ったとされるトンネル。
羅漢寺：奇岩に囲まれた寺院で、多くの羅漢像が安置されています。

関連項目

大分県の廃止市町村一覧

外部リンク

本耶馬溪町 (Internet Archive)
* 中津市公式サイト

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