札幌出入国在留管理局

札幌出入国在留管理局は、北海道札幌市中央区に所在する法務省出入国在留管理庁の地方支分部局の一つであり、北海道全域を管轄しています。この管理局は、出入国管理及び難民認定法に基づき、外国人の出入国、在留、違反手続き、そして難民認定に関する調査といった行政事務を担っています。

組織構成

管理局の内部組織は以下の通りです。

札幌出入国在留管理局長: 入国審査官の官職を持つ長が、管理局全体を統括しています。
総務課: 管理局の運営全般を担う部署です。
監理官: 管理業務を専門に行う官職です。
首席審査官: 入国審査官の官職を持ち、審査部門を統括します。
審査部門: 一部の在留資格の審査業務は、窓口業務を除き、澄川分室（札幌市豊平区）で行っています。
首席入国警備官: 入国警備官の官職を持ち、警備部門を統括します。
警備部門: 不法滞在者等の取り締まりや強制退去などの警備業務を担当します。

管内出張所

札幌出入国在留管理局の管内には、以下の出張所があります。出張所のうち、「長・首席審査官」と付記されているものは、首席審査官が当該出張所の長を兼務しています。

函館出張所（長・首席審査官）
旭川出張所
釧路港出張所
稚内港出張所
千歳苫小牧出張所（長・首席審査官）
苫小牧分室

関連事項

札幌出入国在留管理局の業務に関連する重要な事項は以下の通りです。

出入国管理: 日本への出入国に関する手続き全般。
難民認定: 難民条約に基づき、難民該当性を判断する手続き。
在留カード: 中長期在留者に対して交付される、日本での在留資格を証明するカード。
* 特別永住者証明書: 特別永住者に対して交付される、その身分を証明する書類。

札幌出入国在留管理局は、これらの業務を通じて、日本の出入国管理と在留外国人に関する重要な役割を担っています。

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