札幌市カーリング場

どうぎんカーリングスタジアムについて

札幌市に位置するどうぎんカーリングスタジアムは、豊平区にあるカーリング専用の屋内施設です。この施設は日本初の公設通年型カーリング施設として、カーリング愛好者や地域住民に広く利用されています。特に北海道銀行と契約することにより命名されたこのスタジアムでは、様々なカーリングイベントや体験型観光プログラムが行われています。

施設の概要

どうぎんカーリングスタジアムは、札幌市の月寒体育館や屋外競技場に隣接しており、アクセスが非常に良い環境にあります。この施設の主な目的は、ウィンタースポーツの振興と、国際大会に対応する多様なイベントを行うことにあります。特に、「カーリング無料体験会」や「カーリング教室」などが定期的に開催されており、初めての方でも楽しみやすい内容となっています。

施設の構造

このスタジアムは、特にその屋根に注目が集まります。屋根は高さ約1.7メートル、長さ31メートルの大きな梁が12本使用されており、圧迫感のない開放的な空間を作り出しています。また、外側が張り出した2階建ての構造が特徴的で、北海道産れんがが斜めに積まれています。内装には地元産のカラマツ材や札幌軟石が用いられ、地域色豊かなデザインが施されています。

利用時間と施設内容

施設は毎日午前10時から午後9時まで開放されており、第三月曜日は整備のため休館となります。施設内には、以下のような設備があります：

• - 1階：5シートのカーリングホール、エントランスホール、管理事務室、多目的室、更衣室、シャワー室
• - 2階：観客席、多目的ホール

大会実績

このスタジアムは数多くの大会が開催されています。過去には、「日本カーリング選手権大会」や「どうぎんカーリングクラシック」、さらに「2017年アジア冬季競技大会」など、さまざまな規模の大会が行われています。これにより、当地のカーリング技術の向上だけでなく、地域の振興にも寄与しています。

アクセスと駐車場

どうぎんカーリングスタジアムへのアクセスは、札幌市営地下鉄東豊線の月寒中央駅から徒歩わずか5分で非常に便利です。また、施設には50台分の駐車場が完備されており、そのうち3台分は車いす利用者向けに確保されています。

まとめ

どうぎんカーリングスタジアムは、カーリング愛好者にとって貴重な拠点であり、地域のウィンタースポーツ振興に貢献している施設です。多くのイベントや大会が開かれることで、地域の活性化を促進し、カーリングの魅力を広めています。地域おこしや観光振興も意識した活動を行っているこの施設は、今後の発展に期待が寄せられています。

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