朴基赫

朴 基赫（パク・キヒョク）について

朴 基赫（パク・キヒョク）は、1981年6月4日生まれの韓国出身の元プロ野球選手で、内野手として知られています。彼は主に韓国プロ野球チーム「KTウィズ」に所属し、長いキャリアを築いてきました。本稿では彼の経歴やプレースタイル、人物像について詳しくお伝えします。

経歴

ロッテ時代

朴は大邱商業高校を卒業後、2000年の2次ドラフトでロッテ・ジャイアンツに指名されてプロ入りしました。初期の2003年には守備固めとして95試合に出場し、その後2004年には131試合に出場するなど、遊撃手としての地位を確立しました。

2006年にはドーハで開催されたアジア競技大会に出場し、韓国代表として銅メダルを獲得しました。特に2008年はチーム全体が好調な中、打率.291を記録し、自身初のゴールデングラブ賞を受賞。この受賞はロッテにとっても球団史上初の遊撃手による受賞でした。

さらに、2009年のワールド・ベースボール・クラシックでは代表に選ばれ、遊撃手として全試合に出場。朴鎮萬選手の怪我により選出された彼は、高い守備力でチームの準優勝に貢献しましたが、その後の怪我や成績不振により、2010年には広州アジア大会の代表から外れることになります。その年の11月には軍に入隊し、2012年11月に除隊後、ロッテに復帰しましたが、出場機会は減少しました。

KT時代

朴は2014年のオフシーズンにフリーエージェント（FA）を行使し、KTウィズに移籍します。そこで彼は内野の主力選手として活躍しましたが、2018年シーズンを最後に現役を引退し、KTウィズのコーチに就任しました。

プレースタイル・人物

朴は守備技術に優れた選手であり、その確かなプレーはチームの信頼を集めました。しかし、打撃面では際立った成績を残すことは少なく、盗塁に関しても特に多くはありませんでした。このような特徴から、守備のスペシャリストとして知られる一方で、打撃面での活躍には課題が残った選手でもあります。また、彼は童顔で甘いマスクを持ち、女性ファンを中心に高い人気を誇りました。

詳細情報

• - 年度別打撃成績

2018年シーズン終了時

• - 背番号: 53（2000年 - 2001年）、15（2002年 - 2003年）、3（2004年）、16（2005年 - 2010年、2013年 - 2018年）、76（2019年 - ）
• - タイトル: ゴールデングラブ賞（1回、2008年）

朴基赫の華々しいキャリアと彼の影響力は、韓国プロ野球において今なお記憶されています。現役引退後はコーチとして新たな挑戦をしており、次世代選手の育成にも力を入れています。

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