朴璐美

朴璐美（ぱく ろみ）: 日本の声優・女優・歌手

朴璐美（ぱく ろみ）は、1972年1月22日生まれ、東京都江戸川区出身の日本の声優、女優、歌手です。彼女はLALという芸能・声優事務所の代表を務める。夫は俳優・声優の山路和弘です。代表作には、自らの声を活かしたアニメ作品が多数あり、特に『∀ガンダム』のロラン・セアックや『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック、『BLEACH』の日番谷冬獅郎などが挙げられます。また、実写映画『あかぼし』での初主演も注目されます。

経歴

彼女の経歴は、1990年に和洋国府台女子高等学校を卒業後、桐朋学園芸術短期大学に入学し1992年に卒業するところから始まります。その後、韓国に留学し韓国語を学びました。1993年には円演劇研究所に入所し、1995年には演劇集団 円の会員に昇格し、声優としての道を歩み始めました。1998年の『ブレンパワード』で声優デビューを果たします。この業界での活動を通じて、朴は2003年には『アニメグランプリ』にて声優部門賞、2004年には東京国際アニメフェアにて声優賞を受賞しました。

2006年には歌手としての活動も開始し、同年に『NANA』の大崎ナナ役で主演女優賞を受賞します。2013年には実写映画『あかぼし』で初主演し、演技の幅を広げています。

2017年には、22年間在籍していた演劇集団 円を退所し、新たにLALを設立し、自由な環境での活動を開始。2019年には東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』に初出演し、2020年には俳優・声優の山路和弘と結婚しました。

人物

朴は自己表現に対して非常に熱心で、趣味や特技にはスキューバダイビング、少林寺拳法、ピアノ、水泳、韓国語が含まれています。また、彼女は非常に人見知りであり、過去には話すのが苦手だったエピソードを語ることもあります。特に初めてのイベントでの失敗談は記憶に残っているようです。

朴にとって声優という職業は、演じることを通じて自己を表現する重要な手段であり、演技によって多くのことを学んできたと語っています。尊敬する声優には高山みなみと林原めぐみが挙げられ、彼女たちから多くの影響を受けて成長してきました。

また、朴は教えることにも興味を持ち、ボイススクールを開校するなど次世代への指導も行なっており、少しスパルタな教育をしているとのことです。

特色

朴は幅広い年齢層や性別のキャラクターを演じる技術が評価されており、特に少年役においての演技力が光ります。オーディションを経て、さまざまな作品に出演し続け、自らの演技スタイルを確立してきました。彼女の演技に対する情熱は、作品に深い感情を吹き込むことに繋がっています。

以上のように、朴璐美は日本の声優界でも多岐にわたる才能を発揮し、今なお新しい挑戦を続けています。その活躍は多くのファンを魅了してやみません。

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