李大炯

李大炯（イ・デヒョン）

李大炯（イ・デヒョン、1983年7月19日 - ）は、大韓民国出身の元プロ野球選手、モデル。

プロ野球選手としての経歴

LGツインズ時代（2003年 - 2013年）

プロ入り当初は主に代走として起用されていましたが、2005年に107試合に出場し、リーグ3位となる37盗塁を記録するなど、その才能を開花させました。2007年には、53盗塁を記録し、LGツインズの球団記録を更新。自身初の規定打席に到達し、打率も3割を記録。初の盗塁王とゴールデングラブ賞を獲得するなど、飛躍のシーズンとなりました。2008年には2年連続で盗塁王を獲得。さらに、初めて全試合出場を果たし、チームの中心選手として活躍しました。2009年には3年連続となる盗塁王に輝き、2年連続60盗塁、KBO史上初の3年連続50盗塁という偉業を達成しました。2010年には、史上6人目となる通算300盗塁を達成し、自身の連続50盗塁、連続60盗塁の記録をさらに更新し、4年連続で盗塁王に輝きました。2011年は怪我の影響で出場機会が減少し、5年連続の盗塁王は逃しました。2012年オフには、年俸調停を申請しましたが、球団提示額を受け入れました。2013年は出場機会がさらに減少し、オフにFAとなりました。

起亜タイガース時代（2014年）

2014年、起亜タイガースと4年契約を締結しました。起亜では2010年以来となる規定打席に到達し、外野のレギュラーとして活躍しましたが、同年オフに新球団のKTウィズへ特別指名により移籍することになりました。

KTウィズ時代（2015年 - 2019年）

2015年、KTウィズの一軍初年度の開幕戦で、球団史上初安打を記録しました。2016年にはシーズン最多となる600打席を記録しました。2017年オフに2度目のFAとなり、KTと2年契約を結びましたが、2018年は怪我で出場機会が少なく、最終盤にファンサービスとして1試合のみ出場。2019年も不振から脱することができず、シーズン終了後に自由契約となりました。現役続行を希望していたものの、契約する球団はなく、2020年4月に現役引退を発表しました。

引退後

引退後は、野球から離れてモデルとして芸能活動を行っています。

プレースタイル・人物

俊足を生かした走塁技術が持ち味で、「スーパーソニック」の異名を持ちます。特に、盗塁技術は高く、通算4度の盗塁王に輝きました。しかし、打撃に関しては長打力に欠け、守備も平均的と評価されています。

詳細情報

背番号：53（2003年 - 2019年）
タイトル
最多盗塁：4回（2007年 - 2010年）
ゴールデングラブ賞：1回（2007年）

外部リンク

* 通算成績（朝鮮語）

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