李曉松

イ・ヒョソン（李曉松）

イ・ヒョソン（이효송、Hyo Song Lee、2008年11月11日 - ）は、大韓民国出身の女子プロゴルファー。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）での登録名は「イ・ヒョソン」です。

経歴

慶尚南道昌原（キョンサンナムド チャンウォン）市で生まれたイ・ヒョソンは、9歳の時に祖父に連れられてゴルフ練習場へ行ったことがきっかけでゴルフを始めました。馬山第一女子中学校に進学後、中学2年、3年と「大韓民国女子アマチュアゴルフ選手権」で2年連続優勝という素晴らしい成績を収めました。

中学生の頃から韓国国家代表常備軍に選抜され、数々の国際大会に出場。2023年秋には国家代表正規軍に昇格しました。2024年にはニュージーランドで開催された「クィーンシリキットカップアジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権」に韓国代表として出場し、団体戦優勝、個人戦3位という成績を収めました。

2024年4月、馬山第一女子高等学校に進学。直後に開催された「第21回ネイバーズトロフィーチーム選手権」では、団体戦と個人戦の両方で優勝を果たしました。

同年5月には、日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）主催の公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ」に韓国女子アマチュア選手権者として招待され出場。最終日に7打差を逆転し、15歳176日という若さで優勝しました。これは、日本女子ツアーの最年少優勝記録および最年少メジャー優勝記録を更新する快挙となりました。

この優勝は、男子ツアーを含めても石川遼が達成した15歳245日のツアー最年少優勝記録を塗り替えるもので、日本ゴルフ界の記録を大きく更新する出来事となりました。

優勝後、JLPGAのツアープロ資格を得ましたが、韓国の規定によりプロ登録が18歳以上であるため、当初は高校卒業後のプロ転向を検討していました。しかし、2024年7月23日、JLPGAへの入会が承認され、登録名を「イ・ヒョソン」として今季から本格参戦する意向を発表しました。ビザ取得などの関係でプロデビューは9月以降になる見込みですが、畑岡奈紗の17歳を更新するツアー最年少プロ転向となります。

トーナメント優勝

JLPGAツアー (1)

ワールドレディスチャンピオンシップ (2024)

外部リンク

大韓民国国家代表ゴルフ軍 - 大韓民国ゴルフ協会

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