村山智彦

村山智彦 (むらやま ともひこ)

1987年8月22日生まれ、千葉県出身のプロサッカー選手。ポジションはゴールキーパー（GK）で、現在J2リーグの松本山雅FCに所属している。

来歴

村山は2010年にSAGAWA SHIGA FCに加入し、2011年には正GKの森田耕一朗からポジションを奪取。彼の活躍により、チームは2年ぶりのJFL優勝を果たし、JFLベスト11にも選出される。しかし、2012年には同クラブが活動を停止した。

2013年からは松本山雅FCに完全移籍を果たす。最初は野澤洋輔や白井裕人にポジションを譲っていたが、白井が負傷した第34節ガンバ大阪戦で途中出場。そのままゴールの座を確保し、第40節の山形戦ではJリーグ公式戦において5人目のGKの得点者となる。これは松本所属GKとしては7年ぶりの快挙だった。

2014年には、野澤がヘルニアで離脱していたこともあり、引き続きレギュラーとして活躍。シーズンを通じ、契約満了となった野澤の出場した最終節以外は41試合に出場し、松本の初のJ1昇格に大きく貢献した。

2015年には背番号1を受け継ぎ、名古屋グランパスとの初戦では田中マルクス闘莉王のキックをセーブし、勝ち点獲得に寄与。しかし、チーム全体が低迷し、シーズン終盤にはJ2に降格した。

2015年12月には湘南ベルマーレに完全移籍し、定位置を掴むものの再び低迷し、再降格を味わう。2017年には松本に完全移籍し復帰し、一時はレギュラーになったが、2018年には新加入の守田達弥にその地位を奪われてしまった。

2019年にはチームがJ1に昇格したものの、自身は守田の存在から出場機会が限られ、またもチームは1年で降格。2020年には新たに加入した圍謙太朗とのポジション争いが続き、レギュラーポジションとは呼べない状況が続いた。2021年も最初は圍に譲る形となったが、シーズン途中でポジションを取り戻すも、再度奪われるなど試練続きだった。

所属クラブ

• - 三井千葉SC
• - ジェフユナイテッド市原辰巳台ジュニアユース
• - 市立船橋高等学校
• - 静岡産業大学サッカー部
• - SAGAWA SHIGA FC (2010年 - 2012年)
• - 松本山雅FC (2013年 - 2015年)
• - 湘南ベルマーレ (2016年)
• - 松本山雅FC (2017年 - 現在)

個人成績

• - Jリーグ初出場：2013年9月1日 J2 第32節 vsガイナーレ鳥取
• - Jリーグ初得点：2013年11月10日 J2 第40節 vsモンテディオ山形

選抜歴

• - 2006年 東海・北信越大学選抜
• - 2009年 東海・北信越大学選抜

個人タイトル

• - 2005年 全国高校総合体育大会「2005千葉きらめき総体」優秀選手
• - 2011年 JFLベストイレブン

村山のキャリアは、彼自身の強い意志と絶え間ない努力によって支えられており、今後の活躍も大いに期待される。サッカー界における彼の存在は、確固たる実績が物語っている。

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