村越周司

村越 周司について

村越 周司（むらこし しゅうじ）は、1972年10月13日生まれの日本の元芸人である。彼は大阪府高槻市の出身で、2022年8月31日にお笑い芸人としてのキャリアを終えた後、10月からはYouTuberとして「お笑いディスり家」を名乗り活動を始めている。血液型はB型、身長は175cm、体重は65kgで、吉本興業に所属していたことでも知られていた。芸人仲間からは「むらこ」という愛称で親しまれている。

略歴と芸人人生

村越は三兄弟の次男であり、現在は既婚者で二人の息子を持つ。大阪NSCの11期生で、陣内智則や中川家、たむらけんじなどと同期である。彼は、元相方のケンドーコバヤシが高く評価したことから1995年に「モストデンジャラスコンビ」を結成したが、彼自身が舞台に立つ緊張に耐えられず、2000年に突然「歯科技工士を目指す」と発表。そしてコンビは解散した。

解散後、村越は田舎暮らしを試みたり、歯科技工士を志したが、挫折を重ねることとなる。彼は沖縄でコロッケ屋を開くも長続きせず、その後バッファロー吾郎やケンコバの番組に出演したことを機に2006年にフリーのギャグ芸人として復帰を果たした。彼は「もうギャグしかしない」というタイトルのライブを開催し、以降はギャグに特化した芸人活動を続けていく。

フリーのギャグ芸人としての活動

再デビュー後、村越は舞台での緊張を避けるためにギャグのみに専念することを決意し、そのためにあえて事務所に所属せずフリーの立場を選択した。彼はテレビ番組にも出演しながら、ギャグのイベントやライブを行い、2007年1月には「もうギャグしかしない2」というイベントを開催した。彼自身の持ちネタが多く、独特なセンスで多くのファンを魅了し続けた。

身近な人たちとの関係

また、村越は元相方であるケンドーコバヤシとの関係も注目されている。二人は解散後も連絡を取り合っており、数ヶ月ごとにケンコバから「大丈夫か?」と確認の電話があるという。村越は「大丈夫や」と返答し、お互いの無事を確かめ合っている。

逸話とエピソード

村越の人柄や芸人としての苦悩は、さまざまなエピソードで明らかにされている。彼は緊張しやすい性格であり、在阪バラエティ番組のコントに出演する際には、感電スイッチを外してしまうというハプニングがあった。また、芸人としてのキャリアの中で、そのプレッシャーから逃れたい一心でバイクを運転していた時期もあったという。

現在の活動

現在、村越はフリーライブ「怒涛のギャグ10連発!!」を北堀江の「deltatune」で開催しており、元気な姿を見せている。これからも彼のユーモアやギャグセンスを楽しめる場が提供されることが期待されている。彼のユニークな持ちネタには「それ取って〜でも八分後〜」や「振り返ったら、目ぇ細い〜」などがあり、多くのファンを楽しませる要素となっている。

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