来馬岳

来馬岳（らいばだけ）は、北海道登別市に位置する標高1,040.1mの火山です。

名称の由来

来馬岳の名前は、この山を源流とする来馬川に由来します。アイヌの人々は、この山を「ライパヌプリ（raipa-nupuri）」、すなわち「ライパの山」と呼んでいました。このアイヌ語名が、現在の来馬岳という名称の起源となっています。

登山道について

来馬岳への登山道は、主に3つの登山口からアクセスできます。一つは登別市カルルス温泉、もう一つはオロフレ峠、そして鉱山町奥からのルートです。しかし、最も一般的なのはカルルス温泉からのコースです。

カルルス温泉コースでは、最初の5合目までサンライバスキー場の中を通過します。スキー場を抜けると、そこから山頂までの登山道が始まります。この登山道は、地元の登別山岳会によって丁寧に整備されており、安心して登山を楽しむことができます。特に、数年前からは6月頃になると、登山道沿いにシラネアオイをはじめとする美しい高山植物が咲き誇り、登山者の目を楽しませています。

山頂からの眺望

来馬岳の山頂からは、雄大な太平洋、登別・室蘭市街地を一望できます。天候に恵まれれば、遠くには羊蹄山の美しい姿を望むことも可能です。山頂には二等三角点（点名「来馬岳」）が設置されており、登山者にとって格好の休憩地点となっています。

その他の情報

来馬岳は、登山愛好家だけでなく、自然を愛する人々にとっても魅力的な山です。整備された登山道、美しい高山植物、そして山頂からの絶景が、訪れる人々を魅了します。気軽に日帰り登山を楽しめる山として、地元の人々にも親しまれています。

関連項目

オロフレ[[山]]
カルルス山
来馬川

外部リンク

登ろういぶりの山 山登りまち巡りガイド-来馬岳- - 北海道胆振総合振興局
登別山岳会
国土地理院 基準点成果等閲覧サービス

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