東京スポーツ文化館

東京スポーツ文化館について

東京スポーツ文化館（通称：BumB）は東京都江東区夢の島公園内にある、スポーツと文化を融合した多機能施設です。2004年に、東京都立夢の島総合体育館を改修・増築する形で開館し、地域住民や訪問者に広く利用されています。管理運営は、さまざまな企業からなる共同事業体に委ねられ、コナミスポーツが施設内の業務を担当しています。

開館の背景

夢の島総合体育館は、1976年に開館しましたが、老朽化が進み2003年に閉鎖。その後、PFI（プライベート・ファイナンス・イニシアティブ）事業として改修が実施され、さまざまなスポーツや文化活動が行える「東京スポーツ文化館」として生まれ変わりました。これにより、スポーツだけでなく、宿泊施設や文化のためのスペースも整備され、利用者のニーズに応える多目的な環境が実現されました。

施設の特徴

東京スポーツ文化館は、スポーツゾーンと文化・学習ゾーン、宿泊ゾーンから成り立っています。それぞれのエリアでさまざまなアクティビティが可能です。

スポーツゾーン

• - メインアリーナ（1,410m²）

- 使用種目：バスケットボール、バレーボール、マーチングバンドの練習など
- 観客席数：589席

• - サブアリーナ（490m²）

- 使用種目：バドミントン、卓球、マーチングバンドの練習など

• - 人工芝フットサルコート（3面）

- サイズ：36m×18m

• - アーチェリーフィールド

• - 屋内温水プール

- 25mプール：7コース、水深1.2〜1.4m
- 初心者用プール（水深0.8〜1.0m）
- 幼児用プール（水深0.4〜0.6m）
- 夏季にはウォータースライダーが利用可能

• - 柔道場 / 剣道場（各220m²）

• - フィットネスジム

• - マルチスタジオ（220m²）

文化・学習ゾーン

このエリアでは、さまざまな文化的なプログラムが提供されています。

• - マルチホール
• - アクターズスタジオ
• - ミュージックスタジオ
• - クリエーションスペース

宿泊ゾーン

• - 宿泊ルーム
• - バスルーム

パブリックゾーン

• - レストランも併設されており、イベントの合間に食事を楽しむこともできます。

交通アクセス

東京スポーツ文化館は、JR京葉線、東京メトロ有楽町線、りんかい線の「新木場駅」から徒歩10分の距離にあり、アクセスも便利です。

備考

当館では、サブアリーナがプロレス興行に使用されることが多く、アイスリボンやナイトメアなどの団体は、マルチスタジオを使用することもあります。また、夢の島総合体育館は、FMWが旗揚げ早々に歴史的な試合を行った場所としても有名です。

東京スポーツ文化館は、地域社会にとって貴重なスポーツと文化の拠点として、今後も多くの利用者に親しまれることでしょう。

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