東京工科大学片柳研究所とは？意味をやさしく解説

東京工科大学片柳研究所

東京工科大学片柳研究所（とうきょうこうかだいがくかたやなぎけんきゅうしょ）は、先進的な研究開発を推進する日本の研究機関です。略称は片研（かたけん）、英語表記はKARL（Katayanagi Advanced Research Laboratories）として知られています。

概要

片柳研究所は、東京工科大学の学部と大学院が一体となり、産業界、官公庁との連携を強化することで、高度な研究拠点を形成することを目的としています。これにより、学術研究の深化と社会実装の加速を目指しています。

沿革

2000年 4月1日：片柳研究所が設立されました。
2003年 4月1日：最新の研究設備を備えた片柳研究所棟が竣工しました。

特色

独立行政法人産業技術総合研究所バイオ技術産業化センターは2012年に廃止されましたが、片柳研究所はその後も複数の企業と連携し、活発な研究活動を展開しています。

組織

研究所の運営体制は以下の通りです。

所長

歴代所長は以下の通りです。

初代（2000年～2009年）：飯田仁（東京工科大学メディア学部教授）
第2代（2009年～2010年）：柳澤信夫（東京工科大学医療保健学部教授）
第3代（2010年～2011年）：齋木博（東京工科大学応用生物学部教授）
第4代（2011年～2013年）：小川高志（東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授）
第5代（2013年～2015年）：松尾芳樹（東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授）
第6代（2015年～2016年）：笹岡賢二郎（東京工科大学工学部教授）
第7代（2016年～2017年）：梶原一人（東京工科大学応用生物学部教授）
第8代（2017年～）：香川豊（東京工科大学片柳研究所セラミックス複合材料センター長）

ラボ

長期的な研究テーマに取り組み、複数のプロジェクトやコンソーシアムを包含する組織です。

プロジェクト

比較的短期から中期的な研究テーマを扱い、特定の研究テーマごとに発足し、完了と共に解散する動的な組織です。

コンソーシアム

研究所と複数の企業が共通のテーマについて共同で研究を行う組織です。

研究支援センター

産学官連携の窓口として、外部からの資金、人材、設備などの受け入れ、契約締結、研究実施組織の運営支援、研究成果管理、知的財産権管理などを担当します。

研究プロジェクト

バイオニクスプロジェクト: バイオテクノロジーと工学技術を融合した研究を推進します。
コンピュータサイエンスプロジェクト: 次世代IT技術の研究開発を行います。
メディアサイエンスプロジェクト: 文化と技術の融合による新たな価値創造を目指します。

施設

地上16階、地下1階の研究所棟には、以下の施設が設置されています。

バイオナノテクセンター
クリエィティブ・ラボ
メディアテクノロジーセンター
OSSクラウドサービス・センター
ハイテクリサーチセンター
エンコードセンター
ユビキタスICT教育センター
セラミックス複合材料センター（CMC)
ソフトウェアエンジニアリング教育・研究センター SEED
視聴覚ホール
プレゼンテーションルーム
恒温恒湿実験室
バイオニクスホール
クリーンルーム
ラジオアイソトープ実験室
休憩室
会議室
レセプションルーム
教室

外部リンク

東京工科大学片柳研究所

もう一度検索

東京工科大学片柳研究所