東京水道

東京水道株式会社の概要

東京水道株式会社（英: Tokyo Water Co., Ltd.）は、日本の水道業務を中心に運営されている会社です。本社は東京都新宿区の新宿アイランドタワーに位置し、東京23区の外では立川市に多摩事業本部があります。東京水道株式会社は、東京都とその関連機関が出資する第三セクター企業であり、東京都水道局が51%にあたる株式を保有し、監理団体としての役割も担っています。

主な事業内容

東京水道株式会社の主要業務には、以下が含まれます。

- 管路施設や浄水施設の管理
- 水道に関連するコンサルティングや調査
- 技術開発
- 水道資器材の管理および販売

主な委託先としては東京都水道局があり、近年では給水装置業務の委託や設計業務、工事監督なども行うようになっています。

歴史と沿革

東京水道株式会社は、元々は株式会社PUC（旧・財団法人公営事業電子計算センター）と東京水道サービス株式会社（旧・水道総合サービス株式会社）から成り立っています。2019年 1月24日にPUCと東京水道サービスの合併に関する協議が始まり、2020年 2月10日に合併調印式が行われました。2020年 4月1日にはPUCが存続会社として合併し、現在の東京水道株式会社に至ります。

株式会社PUCの歴史

- 1966年8月: 財団法人公営事業電子計算センターを設立。
- 1985年4月: 本部を新宿区西新宿へ移転。
- 1991年2月: システムインテグレーター企業に登録。
- 2005年1月: 東京都水道局多摩水道料金等ネットワークシステムの運用開始。
- 2008年4月: 多摩地区のサービスステーション運営を拡大。

東京水道サービス株式会社の歴史

- 1987年2月: 水道総合サービス株式会社を設立。
- 2001年6月: 社名を東京水道サービス株式会社に変更。
- 2007年4月: 直結給水方式の相談サービスを開始。