東京海上ダイレクト損害保険

東京海上ダイレクト損害保険株式会社の概要

東京海上ダイレクト損害保険株式会社は、自動車保険を主に取り扱う損害保険会社です。インターネットやスマートフォンを活用し、簡便に保険サービスを利用できるという特徴を持っています。東京海上ホールディングスの全額出資により設立された企業で、その旧名はイーデザイン損害保険株式会社です。

設立背景と成り立ち

この会社は、2009年1月26日に東京海上ホールディングスとNTTファイナンスの共同出資によって設立されました。2013年には、損害保険業の免許を取得し、同年6月には営業を開始しました。設立以来、「東京海上グループ」の一員としてのブランドイメージを強調し、広報活動を行っています。

サービス内容

東京海上ダイレクト損害保険は、業界初の試みを取り入れた「モバイル『さくっ』と契約」や「モバイル『さくっ』と更新」といったユニークなサービスを展開しています。これにより、顧客は申込みや更新手続きをQRコードを用いてスマートフォンで簡単に完結できるようになりました。さらに、2021年11月から始まった新しい自動車保険「&e（アンディー）」では、保険料の見積もりから申し込みまでの全過程をオンラインで行うことが可能です。

スマートフォンユーザーは専用アプリをダウンロードすることで、申し込み当日から保険サービスを利用できるという利便性を享受できます。ただし、アプリを使用しない場合には特定のサービス利用に制約があるため、注意が必要です。

今後の展望

2025年10月1日には、商号を東京海上ダイレクト損害保険株式会社に変更する予定であり、NTTファイナンスの出資分を東京海上ホールディングスが譲り受けた結果、完全に同社の傘下となる見込みです。

企業の沿革

• - 2009年

1月26日：イーデザイン損保設立準備株式会社を立ち上げ、設立へ向けた準備を始める。
6月8日：損害保険業の免許を取得。同時にイーデザイン損害保険株式会社への社名変更を行う。
6月13日：営業を開始。

• - 2013年

1月10日：保険開始日が同年5月1日以降の契約に対する料率制度の改定を発表。

• - 2021年

11月18日：スマートフォンで手続きが完結可能な「&e」を発表。

• - 2023年

1月31日：デジタルバンクとの基本合意書を締結。
10月30日：アンディー支店を開設。

• - 2024年

1月30日：NTTドコモと共同募集の「ドコモの自動車保険」を開始。
3月31日：イーデザイン損保自動車保険の販売終了。

• - 2025年

10月1日：東京海上ダイレクト損害保険株式会社へ商号変更。

CM出演者の紹介

現在出演中の有名人には本木雅弘や中条あやみがいます。過去には岡田茉奈や土屋太鳳、織田裕二など、様々な著名人がCMに登場しており、これも企業のブランディングに寄与しています。

このように、東京海上ダイレクト損害保険は、インターネットとモバイルに特化したサービスを展開し、ユーザーに向けた利便性の向上を図っています。将来的には、更なるサービスの進化が期待されます。

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