東京都立産業貿易センター

東京都立産業貿易センターについて

東京都立産業貿易センターは、東京都が産業振興を目的として設置した施設です。都内には浜松町館と台東館の2つの施設があり、展示会や会議、イベントなどの会場として利用されています。一般には「都立貿易センター」や「都産貿」という略称で呼ばれることもあります。
運営は公益財団法人東京都中小企業振興公社が行っています。

台東館

台東館は、地上9階・地下1階建ての建物のうち、地下1階から地上7階までが該当します。8階と9階は台東区民会館という別の施設です。以前は「台東産業会館」という名称で、都産貿とは別の組織が運営していました。

主な展示室は4階から7階にあり、各種展示会やイベントが開催されています。

2014年4月1日から大規模修繕のため休館し、2015年4月13日にリニューアルオープンしました。

施設概要

4階展示室: 1,495平方メートル
5階・6階展示室: 各1,479平方メートル
7階展示室: 1,383平方メートル
会議室: 2室

アクセス

鉄道:
東武スカイツリーライン・東京メトロ銀座線 浅草駅から徒歩5分
都営浅草線 浅草駅から徒歩8分
つくばエクスプレス線 浅草駅から徒歩約9分
路線バス:
都営バス 都08系統・草64系統「二天門」下車
台東区循環バス「めぐりん（北めぐりん）」 二天門下車

浜松町館

浜松町館は、2020年に竣工した東京ポートシティ竹芝オフィスタワーの2階から5階部分に位置しています。

以前は、1983年に建てられた地上6階・地下1階の独立した建物でしたが、東京都の都有地活用事業「都市再生ステップアップ・プロジェクト（竹芝地区）」の対象となり、2015年9月30日に閉館、解体されました。その後、隣接する旧東京都公文書館跡地、東京都計量検定所跡地と一体で再開発され、現在の形となりました。

施設概要

2～5階展示室: 1530平方メートル（半面利用可）
会議室：3室

旧浜松町館（2015年9月30日以前）

2階展示室: 688平方メートル
3～5階展示室: 1,679平方メートル（半面利用可）
会議室: 7室

アクセス

JR: 京浜東北線・山手線 浜松町駅から徒歩5分
東京モノレール: 東京モノレール羽田線 モノレール浜松町駅から徒歩5分
ゆりかもめ: 東京臨海新交通臨海線 竹芝駅から徒歩2分
都営地下鉄: 浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩7分

同人誌即売会会場として

両館とも、週末を中心に同人誌即売会の会場として利用されています。浜松町館は1982年頃から、台東館は1979年以降、同人誌イベントの会場として親しまれてきました。しかし、2007年には成人向け同人誌を扱うイベントに対して貸し出しを拒否した事例があり、読売新聞や産経新聞でも報道されました。

関連情報

東京都産業労働局: 東京都の産業振興政策を担う部局
東京都立産業技術研究所: 都内中小企業の技術支援を行う研究機関
日本の見本市会場一覧: 国内の主要な展示会場の情報

外部リンク

東京都立産業貿易センター公式サイト

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