東京都立豊島病院

東京都立豊島病院：地域医療を支える総合病院

東京都板橋区栄町に位置する東京都立豊島病院は、急性期から慢性期まで幅広い医療ニーズに対応する総合病院です。都民の健康を守るため、高度な医療技術と充実した医療設備、そして温かい医療を提供することに力を注いでいます。

歴史と変遷

1943年の都制施行を機に東京都立豊島病院として開院しました。その後、2004年4月に東京都保健医療公社に移管され、2022年7月1日には東京都立病院機構に移行し、現在に至ります。長い歴史の中で、時代の変化に対応しながら、地域医療への貢献を続け、多くの患者さんの健康と生活の質の向上に貢献してきました。

幅広い診療科と充実した医療機能

東京都立豊島病院では、内科、外科、精神科など、多岐にわたる診療科が設置され、地域住民の多様な医療ニーズに対応しています。特に、以下の機能を有しており、地域医療支援の中核病院としての役割を担っています。

地域医療支援病院: 地域医療機関との連携を強化し、患者さんの切れ目のない医療提供を推進しています。
エイズ治療拠点病院: エイズ感染者のための専門的な医療を提供しています。
臨床研修指定病院: 医師の育成にも力を入れており、多くの研修医がここで研鑽を積んでいます。
東京都指定二次救急医療機関: 急患にも迅速に対応できる体制を整えています。
がん診療連携協力病院: がん患者さんのための包括的な医療を提供し、他病院との連携も密に行っています。特に大腸がんと胃がんについては東京都がん診療連携協力病院として指定を受けています。
災害拠点病院: 災害発生時には、地域住民への医療提供体制の中核を担います。
地域救急医療センター: 24時間365日体制で救急医療を提供し、地域住民の生命と健康を守ります。
精神科夜間休日救急診療: 精神科疾患の緊急性の高い症状にも対応しています。
精神科患者身体合併症医療: 精神疾患を持つ患者さんの身体疾患にも対応できる体制を整えています。
周産期連携病院: 妊娠、出産、産後のケアについても連携病院と協力して包括的に支援します。
DPC対象病院: 医療の質の向上とコスト削減に積極的に取り組んでいます。

アクセス

東京都立豊島病院へのアクセスは良好です。

東武東上線大山駅・中板橋駅から徒歩8分
都営地下鉄三田線板橋区役所前駅から徒歩12分
国際興業バス（赤51系統、赤57系統）も利用可能です。

まとめ

東京都立豊島病院は、長年に渡る歴史と実績を誇り、地域住民にとってなくてはならない存在です。高度な医療技術と温かい人間性を兼ね備えた医療を提供し、地域社会の健康増進に貢献し続けています。これからも地域医療の中核として、住民の健康を守り、安心できる医療を提供していくことでしょう。

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