東京都道・埼玉県道36号保谷志木線

東京都道・埼玉県道36号保谷志木線

東京都西東京市から埼玉県志木市に至る、主要地方道である東京都道・埼玉県道36号保谷志木線について解説します。

概要

この道路は、東京都西東京市の保谷小学校前交差点を起点とし、埼玉県志木市の上宗岡二丁目交差点を終点とする、東西を結ぶ幹線道路です。都県境を越え、複数の市を繋ぐ重要な役割を担っています。

ルート

起点の保谷小学校前交差点から、ひばりが丘北2丁目で東京都道25号飯田橋石神井新座線と重複します。その後、埼玉県新座市に入り、栗原交差点で単独区間となります。国道254号とは新道・旧道ともに立体交差しますが、川越市方面への接続はありません。

埼玉県道109号新座和光線（旧川越街道）と膝折町まで重複しながら北上し、武蔵野線をアンダーパス、東武東上線をオーバーパスで通過します。志木市本町で2回屈折した後、中宗岡交差点で屈折し北上、国道463号と交差する上宗岡2丁目交差点が終点となります。

この道路は、公式には明言されていませんが、南端で接続している西東京市道「伏見稲荷通り」を含め、国道254号交点（榎木ガード）まで、西東京3・2・6調布保谷線及び新座3・4・1保谷朝霞線（伏見通り）に並行しており、これらの都市計画道路が当都県道のバイパス道路として機能する計画となっています。また、この道路事業に合わせて、老朽化した榎木ガードの更新も計画されています。

一般名称

この道路には、区間ごとに以下のような一般名称が付けられています。

片山県道：都県境 - 膝折町3丁目交差点（埼玉県朝霞市）※新座市内
旧川越街道：交差点名称無し（埼玉県朝霞市） - 膝折町四丁目交差点（埼玉県朝霞市）
三原通り：膝折町4丁目交差点（埼玉県朝霞市） - 志木陸橋南交差点（埼玉県新座市）※朝霞市内
慶應通り：志木陸橋北交差点（埼玉県新座市） - 昭和新道交差点（埼玉県志木市）※東上線志木駅東口界隈
昭和新道：昭和新道交差点（埼玉県志木市） - 本町3丁目交差点（埼玉県志木市）
志木街道：本町3丁目交差点（埼玉県志木市） - 中宗岡一丁目交差点（埼玉県志木市）
本町通り：本町3丁目交差点（埼玉県志木市） - 志木市役所前交差点（埼玉県志木市）
いろは通り：志木市役所前交差点（埼玉県志木市） - 中宗岡一丁目交差点（埼玉県志木市）
宿通り：中宗岡一丁目交差点（埼玉県志木市） - 上宗岡二丁目交差点（埼玉県志木市・終点）

地理

通過する自治体

この道路が通過する自治体は以下の通りです。

東京都
西東京市
埼玉県
新座市
朝霞市
志木市

交差する道路

この道路は、以下の道路と重複、交差します。

重複区間
東京都道・埼玉県道25号飯田橋石神井新座線・東京都道・埼玉県道234号前沢保谷線 （交差点名称なし）（東京都西東京市） - 栗原交差点（埼玉県新座市）
埼玉県道109号新座和光線 （交差点名称無し）（埼玉県朝霞市） - 膝折町四丁目交差点（埼玉県朝霞市）
埼玉県道40号さいたま東村山線 志木陸橋南交差点（埼玉県新座市） - 中宗岡一丁目交差点（埼玉県志木市）
埼玉県道266号ふじみ野朝霞線 昭和新道交差点（埼玉県志木市） - 志木市役所前交差点（埼玉県志木市）
* 埼玉県道113号川越新座線 市場坂上交差点（埼玉県志木市） - 上宗岡二丁目交差点（埼玉県志木市）

交差する鉄道と河川

武蔵野線と東武東上線をそれぞれアンダーパスとオーバーパスで通過します。また、新川という廃河川とも交差しています。

沿線の主な施設

沿線には、商業施設や住宅地が広がっています。

まとめ

東京都道・埼玉県道36号保谷志木線は、都県を跨ぎ、地域住民の生活を支える重要な道路です。都市計画道路との連携や、老朽化した施設の更新など、今後の発展にも注目が集まります。

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