東京都道236号青ヶ島循環線

東京都道236号青ヶ島循環線は、東京都青ヶ島村の三宝港を起点・終点とする、全長約6.3kmの一般都道です。この路線は、青ヶ島の外輪山の内側と外側を巡るように一周する循環路であり、その一部は「青ヶ島本道」という通称で呼ばれています。

概要

この道路は、青ヶ島の北西半分を三日月形に結ぶように走っています。三宝港から出発し、青宝トンネルを通って外輪山を横断、カルデラ内を半周して折り返します。その後、外輪山の稜線に沿って北西部の集落へと向かい、外輪山の西側を通って再び三宝港へと戻ります。ただし、集落から島の西側を通って三宝港へ戻る、いわゆる「上手回り」区間は、現在通行することができません。

路線データ

起点：青ヶ島三宝港
終点：青ヶ島三宝港
路線延長：6,347m

沿革

この道路は、以下の歴史を辿っています。

1967年（昭和42年）2月28日：路線認定
1982年（昭和57年）10月8日：台風21号により、三宝港付近などで道路が寸断される。
1985年（昭和60年）4月：青宝トンネルが開通。
1992年（平成4年）5月：平成流し坂トンネルが開通。
2001年（平成13年）7月：群発地震の影響により、三宝港のすぐ西側で大規模な崩落が発生し、上手回り区間が通行止めとなる。

通過する自治体

東京都
青ヶ島村

道路施設

青宝トンネル：全長505m
平成流し坂トンネル：全長237m

注釈

この路線は、青ヶ島の主要な交通路であり、島民の生活を支える重要な役割を果たしています。特に、トンネルの開通は、島の交通事情を大きく改善しました。しかし、2001年の崩落事故により、一部区間が通行不能となっているため、注意が必要です。

関連項目

東京都の都道一覧

外部リンク

東京都建設局の公式サイト'>東京都 - 東京都建設局
東京都八丈支庁の公式サイト'>東京都八丈支庁 - 青ヶ島の都道
道路レポート　東京都道236号青ヶ島循環線 青宝トンネル旧道 - 山さ行がねが (2017年10月13日) 2018年8月9日閲覧。

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