東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線

東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線について

東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線は、東京都千代田区と文京区を結ぶ特例都道です。この道路は、都心部を南北に貫く主要な幹線道路として、交通の円滑化に大きく貢献しています。特に、不忍通りや中央通りといった、都民にとって馴染み深い道路の一部を構成している点が特徴です。

概要

この路線は、本線と支線から構成されています。

本線
起点：万世橋交差点（中央通り、国道17号）
終点：目白台二丁目交差点（目白通り、東京都道8号千代田練馬田無線）
支線
起点：上野駅前交差点（昭和通り、国道4号・東京都道452号神田白山線、浅草通り、東京都道463号上野月島線）
終点：名称無し交差点（上野公園前交差点付近、中央通り、東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線本線、不忍通り、東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線本線・東京都道452号神田白山線）

通称

この路線は、区間によって異なる通称で呼ばれています。

不忍通り：目白台2丁目から上野公園前交差点付近まで
中央通り：上野駅前交差点から万世橋交差点まで

経路と特徴

この道路は、千代田区の万世橋交差点から始まり、秋葉原、上野といった都内でも有数の繁華街を経由します。その後、文京区に入り、目白台へと至ります。

不忍通り部分は、上野公園の西側を南北に走り、緑豊かな景観が特徴的です。一方、中央通り部分は、秋葉原や上野といった商業地を縦断し、常に多くの人で賑わっています。

接続する道路

この道路は、都内の主要な道路と接続しており、都心部の交通ネットワークにおいて重要な役割を果たしています。

重複区間
東京都道452号神田白山線：上野公園前交差点付近から池之端交差点、上野公園前交差点付近から上野駅前交差点（※後者は支線）
東京都道435号音羽池袋線：護国寺交差点から護国寺西交差点

整備計画

現在、目白台から日本女子大学附属豊明小学校の地下を抜け、神田川を渡り新目白通りと接続する事業が進められています。さらに、外苑西通りの若松町交差点への延伸も計画されており、これらの事業が完了すれば、環状4号線の西側半分が完成することになります。これにより、都心部の交通渋滞の緩和や、より広範囲な地域へのアクセス向上が期待されます。

地理

この道路が通過する主な自治体は以下の通りです。

千代田区
台東区
文京区

交差する鉄道路線

この道路は、いくつかの鉄道路線と交差しています。

JR中央・総武緩行線：秋葉原駅付近（アンダーパス）

また、以下の地下鉄路線がこの道路の地下を走っています。

東京メトロ銀座線：上野駅 - 神田駅間
東京メトロ千代田線：湯島駅 - 千駄木駅間

まとめ

東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線は、都心部の交通を支える重要な幹線道路であり、不忍通りや中央通りといった主要な道路の一部を構成しています。現在も整備計画が進められており、今後の発展が期待されます。

関連項目

東京都の都道一覧

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