東北フリーブレイズ

東北フリーブレイズ：氷上を翔ける東北の翼

東北フリーブレイズは、東北地方をフランチャイズとするプロアイスホッケーチームです。アジアリーグアイスホッケーに所属し、本拠地は青森県八戸市にあります。

概要

2008年10月に設立された東北フリーブレイズは、クロススポーツマーケティング株式会社によって運営されています。チームの拠点は八戸市にありますが、主催試合は東北各地で行われ、東北全体をフランチャイズとして活動しています。チーム設立当初は、福島県のクラブチームの選手やトライアウト合格者を中心に構成されました。

沿革

2009年、アジアリーグへの参戦を目指しましたが、当初は実力面で課題がありました。しかし、SEIBUプリンス ラビッツの廃部によるチーム数減少を受け、戦力強化を条件に2009-2010シーズンからの参入が認められました。その後、移籍選手や新外国人選手を獲得し、体制を整え、正式にアジアリーグへ参入しました。

2010-11シーズンには、プレーオフ決勝に進出しましたが、東日本大震災の影響で決勝戦が中止となり、安養ハルラと同順位で初優勝を果たしました。しかし、翌シーズンはプレーオフ進出を逃すなど苦戦しました。

2012-2013シーズンはレギュラーリーグ2位となり、プレーオフでは王子イーグルスを破り、アジアリーグ単独優勝を達成しました。2014年には全日本アイスホッケー選手権で準優勝となり、その際のメダル返上騒動もありましたが、後に撤回しました。2014-15シーズンには、プレーオフ決勝で安養ハルラを破り、3度目の優勝を果たしました。2017年には全日本アイスホッケー選手権大会で初優勝を飾りました。

2020年4月には、新ホームリンクとなるフラット八戸が完成し、新たな拠点として使用されています。2024年8月には、チーム創設地である福島県郡山市を活動拠点に加え、東京都も本拠地の一つとすることが発表されました。

チーム名の由来・ロゴ

チーム名の「フリーブレイズ」は、「氷上を自由自在に翔る」という意味が込められています。チームカラーはブリザードシルバーで、ロゴカラーのブルーは空、グリーンは東北の豊かな自然を表現しています。ロゴはトップチーム用、ファングッズ用、ジュニア用と3種類あります。

選手雇用法

東北フリーブレイズでは、選手をチームの正社員とするのではなく、地元の企業に派遣し、試合や練習がない日は企業で勤務するという独自の方式を採用しています。

主な成績

アジアリーグ：3回
2010-11
2012-13
2014-15
全日本アイスホッケー選手権大会：2回
2017
2022

関連情報

公式ウェブサイト
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東北フリーブレイズは、地域に根ざした活動を通じて、アイスホッケーの普及と東北の活性化に貢献しています。

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