東妻純平

東妻純平（あづま じゅんぺい）について

東妻純平は、和歌山県和歌山市出身のプロ野球選手で、横浜DeNAベイスターズに所属する捕手です。生まれは2001年7月3日で、右投げ右打ちの選手として知られています。兄の東妻勇輔もプロ野球選手として活躍しており、千葉ロッテマリーンズに所属しています。

経歴

プロ入り前

東妻は、小学校1年生の時に野球を始めました。紀伊中学校時代には紀州ボーイズに所属し、野球の基礎を学びます。その後、智弁和歌山高校に進学し、遊撃手から捕手に転向しました。在学中は多くの試合に出場し、甲子園には5回連続で出場。特に、彼の1学年上には林晃汰、同学年には黒川史陽というプロ野球選手がいます。2年次には、元プロ捕手の中谷仁が監督に就任し、捕手としての技術を磨く機会を得ました。この高校時代の成績は優れたもので、高校通算で34本の本塁打を記録しました。

2019年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから4位指名を受け、4180万円の契約金、615万円の年俸で正式に入団しました。彼の背ネームは、同音異字の東克樹選手がいるため「J.AZUMA」となっています。

DeNA時代

2020年には一軍での出場は果たせませんでしたが、イースタン・リーグで32試合に出場。打率.070と振るわず、特に打撃面での課題が目立ちました。シーズン終了後はみやざきフェニックス・リーグに参加し、さらなる経験を積みました。

2021年も一軍出場はなく、二軍で64試合に出場し、打率は.153で1本塁打という成績でした。この年は、チームの外野手不足の影響で外野守備にも挑戦しました。そして、再度フェニックスリーグに参加しました。オフには年俸620万円で契約を更新しました。

2022年には二軍で59試合に出場し、打率.244、2本塁打と成績を上げましたが、一軍での経験はありませんでした。2023年も同様に一軍出場はありませんでしたが、二軍では61試合に出場し、打率.226、4本塁打を記録しました。シーズン終了後、彼はオーストラリアのウインターリーグに参加し、キャンベラ・キャバルリーの一員として活躍。週間最優秀打者にも選出されるなど、得意な打撃を見せました。

2024年には春季キャンプで初めてA班（1軍）に選出され、捕手としての技術ももちろん、外野の練習にも取り組みました。また、3月6日のオープン戦では兄との兄弟対決が実現し、二塁打を放つ嬉しい瞬間もありました。

選手としての特徴

東妻は、その強肩を活かして遠投125メートルを記録し、二塁への送球時間は最速1.84秒という優れた瞬発力を持っています。彼の守備力と打撃技術は、今後の成長に期待がかかる部分です。

詳細情報

• - 背番号: 57（2020年 - ）
• - 登場曲: 「Kagemusha」2CELLOS（2020年 - ）

関連項目

• - 横浜DeNAベイスターズの選手一覧

外部リンク

• - 個人年度別成績 東妻純平 - NPB.jp 日本野球機構
• - 選手名鑑 - 横浜DeNAベイスターズ公式サイト
• - 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE

今後の活躍に注目が集まる選手です。

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