東宝フーズ

東宝フーズ株式会社：沿革と事業内容

東宝フーズ株式会社は、かつて存在した日本の企業であり、東宝の100％子会社でした。旧商号は関東共栄興行株式会社で、かつては15館の映画館を経営していました。

沿革

1966年（昭和41年）12月15日 - 関東共栄興行株式会社として設立。
2007年（平成19年）4月15日 - 長野東宝中劇を閉館し、事業内容を「飲食物等の陳列販売ほか」に変更。
2007年（平成19年）9月26日 - 東宝フーズ株式会社に商号を変更。
2007年（平成19年）12月1日 - 東宝関西興行株式会社の商品事業部門を承継。
2012年（平成24年）6月30日 - 解散。

概要

1966年12月15日、東宝の封切館の経営を行う興行会社として、関東共栄興行株式会社が設立されました。2007年4月15日には、経営していた映画館として最後に残っていた長野東宝中劇を閉館し、事業内容を「飲食物等の陳列販売ほか」に変更しました。同年9月25日、東宝は取締役会で、同年9月26日に東宝フーズ株式会社と商号を変更し、同年12月1日には東宝関西興行株式会社の商品事業部門を会社分割して承継することを決議し、それぞれ実施されました。商号変更と同時に、代表取締役が千田諭氏から米華克介氏に交代しました。この時、東宝東日本興行株式会社、中部東宝株式会社、東宝関西興行株式会社、九州東宝株式会社の4社を、翌2008年3月1日にTOHOシネマズ株式会社に吸収合併させることも決議されました。

2012年5月24日、東宝は取締役会で、東宝フーズの解散を決議し、同日発表しました。同年6月30日に同社は解散しました。解散の理由は、業績が悪化し、回復が見込めないためであり、東宝の経営に与える影響は軽微であるとされました。解散時の代表取締役は前澤徹氏でした。

かつて経営した映画館

長野東宝中劇 （長野市、1966年 - 2007年）

参考文献

『映画年鑑 2011』、時事映画通信社、2010年12月1日 ISBN 4915207064

関連項目

関西共栄興行
* 阪急阪神東宝グループ

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