東山公園 (岩見沢市)

東山公園

東山公園（ひがしやまこうえん）は、北海道岩見沢市にある広大な公園です。その立地は、駅前通と中央通の間に広がっており、多彩なスポーツ施設が充実しています。特に、陸上競技場は芝生のフィールドを備え、地域の陸上イベントやサッカー大会に利用されています。道央ブロックリーグ、北海道女子サッカーリーグ、そして岩見沢FC北蹴会など地元チームの活動拠点としても知られています。

公園内には、ジョギングコースが整備され、季節によっては冬の間はクロスカントリースキーエリアとしても利用できる環境が整っています。また、公園の特色として、原正市の関与による植樹が魅力の一つです。北京毛白楊やライラック、碧桃などが植えられており、訪れる人々に美しい風景を提供しています。さらに、公園では地域の中学生の提案を受け、利根別原生林から野生のリスを戻す試みも行われています。このような活動は、地域コミュニティとの繋がりを深める一助となっています。

公園周辺には、岩見沢市役所や岩見沢神社、岩見沢農業高等学校、岩見沢市立図書館、さらにはふれあい子どもセンターや玉泉館跡地公園など、様々な公共施設が点在しており、地域の人々にとって訪れやすい環境が整っています。

歴史

東山公園は1968年にスポーツセンターが開設され、その後、陸上競技場が完成しました。1979年には野外音楽ステージが設けられ、地域の文化活動を支える場となります。その後、1981年にトレーニングセンター、1985年には弓道場が開設され、1992年には庭球場も新たに設置されました。2007年には現在の陸上競技場が完成し、様々なスポーツイベントが開催できる総合的なスポーツ公園として進化を続けています。

主な施設

東山公園陸上競技場

この競技場は、日本陸上競技連盟第3種公認で、400メートルのトラックを8レーン備えています。フィールドには天然芝が生育しており、サッカーの試合が行えるスペースも確保されています。メインスタンドは200人、芝スタンドは1,000人を収容できる設計で、スタンドからは観客が競技を観賞できます。

岩見沢スポーツセンター

このスポーツセンターには、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、テニスなど、多彩なスポーツを楽しむことができる施設が揃っています。最大4,107人の収容能力を誇り、多くの人々が集まるイベントやトレーニングが行われています。

東山公園弓道場

弓道場は、広大なスペースを有し、射場や控室といった設備が整っています。

その他の施設

庭球場や野外音楽ステージも見逃せません。庭球場はクレーテニスコートと全天候テニスコートが、野外音楽ステージは様々な音楽イベントのためのステージが設けられています。

野外彫刻

公園内には、いくつかの彫刻作品も展示されており、訪れる人々の目を楽しませています。特に、山田吉泰の「母子像」や、安田侃の「天秘」といった作品は、芸術的な要素を公園に持ち込んでいます。

まとめ

このように、東山公園はスポーツ、文化、自然が融合した、多様なアクティビティを楽しむことができる場所です。地域コミュニティにとっても重要な場所であり、今後もその成長が期待されます。

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