東川端町 (名古屋市)

東川端町（ひがしかわばたちょう）とは

東川端町は、かつて愛知県名古屋[[市]]中区に存在した地名です。現在の栄五丁目、千代田一丁目から四丁目の一部に相当し、かつては1丁目から10丁目までが存在していました。

地理

東川端町は、名古屋[[市]]中区の南東部に位置していました。東側は松元町、三田町、元田町、薮田町と接し、西側は西川端町、北側は東陽町と隣接していました。この地理的な位置は、当時の名古屋[[市]]の都市構造を理解する上で重要な要素となります。

歴史

地名の由来

東川端町という地名の由来に関する具体的な記述は、この資料からは確認できませんでした。

沿革

東川端町の歴史は、1911年（明治44年）11月1日に中区前津小林町と東古渡町の一部が合併して成立したことに始まります。当時の町名と、現在の町名との関係は以下の通りです。

東川端町1丁目: 前津小林町字下キロメキ、長総の各一部
東川端町2丁目: 前津小林町字長総、八反田、松元の各一部
東川端町3・4丁目: 前津小林町字八反田の一部
東川端町5丁目: 前津小林町字下手、八反田の各一部
東川端町6丁目: 前津小林町字笠取、北三反田、南三反田の各一部
東川端町7丁目: 前津小林町字大ノ田、南三反田の各一部
東川端町8丁目: 前津小林町字大ノ田の一部
東川端町9丁目: 東古渡町字大井戸、前津小林町字大ノ田の各一部
東川端町10丁目: 東古渡町字大井戸、向田、藪田の各一部

1942年（昭和17年）2月1日には、東川端町の一部が三田町に編入されました。そして、1969年（昭和44年）10月21日に住居表示が実施され、以下の通りに栄五丁目と千代田一丁目から四丁目の一部に編入され、東川端町という町名は消滅しました。

東川端町1丁目: 栄五丁目、千代田一丁目
東川端町2・3丁目: 千代田一丁目
東川端町3～5丁目: 千代田二丁目
東川端町6・7丁目: 千代田三丁目
東川端町7～10丁目: 千代田四丁目

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年、1110頁。ISBN 4-04-001230-5。
福岡清彦『中区の町名』名古屋[[市]]中区役所、1976年。

関連項目

* 名古屋[[市]]の地名

東川端町は、名古屋[[市]]の都市発展の歴史を語る上で重要な地名の一つです。この地名が消滅した現在でも、その歴史は地域の一部として語り継がれています。

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