東川線

東川線（とうせんせん、中国語: 东川铁路）は、中国雲南省に位置する全長97kmの鉄道路線です。単線で非電化であり、小新街駅において滬昆線（貴昆線）と接続しています。

概要

1958年8月、塘子駅から浪田壩駅までの全長97.6kmの区間が着工されました。しかし、建設は地質の悪さや洪水などの自然災害により困難を極め、全線開通は1966年10月まで遅れることとなりました。

1998年には、東川駅と浪田壩駅の間が廃止されました。これにより、東川線の運行区間は短縮されました。

2007年には、滬昆線の複線化工事が行われました。その際、小新街駅と照福舗駅間のカーブ区間が短絡されたため、この2駅の間にあった崔家庄駅は廃止されました。また、この改修により、元の起点駅であった塘子駅は、東川線の中間駅となりました。これにより、東川線の起点駅は小新街駅に変更されました。

東川線は、建設当初から様々な困難に見舞われながらも、地域の発展に貢献してきました。現在では、貨物輸送を中心とした役割を担っています。

脚注

参考文献
* 《雲南省誌 巻三十四 鉄道誌》 第一章 鉄路修建 第六節 鉄路支線

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