東御市文化会館

東御市文化会館：豊かな文化交流拠点

長野県東御市常田に位置する東御市文化会館は、地域住民の文化活動の拠点として、そして、多くの人々が集い交流する場として親しまれています。愛称のサンテラスホールからも感じられるように、明るく開放的な空間が特徴です。

多彩な施設と充実の設備

本施設は、多目的に利用できるホールをはじめ、会議室、展示室、練習室、リハーサル室などを備えています。大小さまざまな規模の部屋が用意されているため、会議や研修、展示会、発表会など、幅広い用途に対応可能です。また、休憩に利用できる喫茶コーナー（自動販売機）も設置されています。

さらに、地元の文化遺産や歴史を伝える丸山晩霞記念館も併設されており、文化に触れ合う機会を提供しています。

建築概要と歴史

東御市文化会館は、鉄筋コンクリート造（一部鉄骨鉄筋コンクリート造）の地上2階地下1階建てで、延床面積は4,897.69㎡、敷地面積は20,287.36㎡を誇ります。1991年（平成3年）3月3日に東部町文化会館として開館し、2004年（平成16年）4月1日に東御市文化会館と改称されました。その後、2006年（平成18年）11月3日には丸山晩霞記念館がオープンしています。総工費は28億2千万円、駐車場は336台分が用意されており、年間約10万人が利用する東御市を代表する施設です。地元出身の彫刻家、竹内不忘氏の作品が建物内外に設置されているのも見どころです。

アクセスと周辺環境

東御市文化会館へのアクセスは良好です。しなの鉄道線田中駅から徒歩約15分、タクシーで約3分、上信越自動車道東部湯の丸ICからも約2分と、車でのアクセスも便利です。周辺には東御市立東部中学校、東部湯の丸IC、東御中央公園、長野県道81号丸子東部インター線、東御市民病院などがあり、利便性の高い立地となっています。

海野宿をイメージした外観

建物の外観は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている海野宿の景観を意識したデザインとなっています。周囲の環境に調和した、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

指定管理者による運営

東御市文化会館は、特定非営利活動法人Js文化フォーラムが指定管理者として運営を行っています。地域に密着した運営体制により、利用者のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。

まとめ

東御市文化会館は、多様な文化活動を支えるだけでなく、地域住民の交流拠点としての役割も担っています。充実した施設とアクセスの良さ、そして地域に根ざした運営により、これからも東御市の文化発展に大きく貢献していくことでしょう。

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