東武谷内田建設

東武谷内田建設株式会社は、東武グループの一員として、鉄道インフラの建設と保守を担う重要な役割を果たしている建設会社です。本社を東京都墨田区に構え、東武鉄道の路線や駅、車両基地などの施工、維持管理を主要な業務としています。

概要

東武谷内田建設は、東武鉄道の生命線とも言える鉄道網を支える基盤を構築・維持しています。日々の安全な運行を支える縁の下の力持ちとして、その技術力と経験を活かした事業を展開しています。

沿革

その歴史は古く、1928年に谷内田組として設立されました。当初は神社・仏閣の建設を主な事業としていましたが、1952年に株式会社谷内田工務店として法人化。その後、1967年に谷内田建設株式会社へと社名を変更し、建設事業の幅を広げていきました。

1971年には、谷内田産業株式会社を設立し、事業の多角化を図ります。そして、1982年に大きな転換期を迎えます。谷内田建設株式会社が谷内田産業株式会社へ営業譲渡し、谷内田産業株式会社が東武谷内田建設株式会社へと社名を変更。同時に、東武鉄道株式会社の傘下に入り、東武グループの一員として新たなスタートを切りました。この再編により、東武鉄道との連携を強化し、鉄道関連事業への特化を進めていくことになります。

事業所

東武谷内田建設は、広範囲にわたる事業所を展開し、東武鉄道の路線を面的にサポートしています。

本店（東京都墨田区）
本社事務所（東京都墨田区）
東上営業所（埼玉県東松山市）
埼玉営業所（埼玉県越谷市）
越谷資材センター（埼玉県越谷市）
春日部事務所（埼玉県春日部市）
杉戸事務所（埼玉県南埼玉郡宮代町）
川越事務所（埼玉県川越市）
* 東上事務所（埼玉県富士見市）

これらの事業所は、それぞれの地域における鉄道施設の建設、保守、管理を効率的に行うための拠点となっています。資材センターを保有することで、必要な資材を迅速に調達し、工事の遅延を防ぐ役割も担っています。

東武谷内田建設は、長年の歴史の中で培ってきた技術とノウハウを活かし、東武鉄道の安全・安定輸送を支える重要な役割を果たしています。鉄道インフラの維持・発展に貢献する企業として、これからもその存在感を高めていくことでしょう。

公式ウェブサイト

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