東水切町

東水切町（ひがしみずきりちょう）

東水切町は、愛知県名古屋市北区に位置する地名です。現行行政地名としては、東水切町1丁目から東水切町4丁目までが存在しますが、住居表示は実施されていません。

地理

東水切町は、名古屋市北区の南東部に位置しています。周辺地域としては、東に大曽根一丁目、西に杉栄町、南に東長田町、北に芦辺町が隣接しています。

歴史

地名の由来

東水切町の地名は、水切町の東に位置することに由来します。この地域にはかつて大幸川が流れており、川を堰き止めて高低差を利用し、田畑へ水を供給していました。その際、水の流れを調整するために畦道を切り開いたことから、「水切り」という名が生じたとされています。

沿革

1929年（昭和4年）9月5日 - 東区杉村町の一部（字田中、花ノ木、溝又木、中田、南原、薬師裏の各一部）が分離し、東区東水切町として成立しました。同時に、東区杉村町の一部から東区東生駒町が成立しました。
1942年（昭和17年）8月20日 - 東区東生駒町の全域が東水切町1～2丁目に編入されました。
1944年（昭和19年）2月11日 - 北区が成立したことに伴い、東水切町は北区に属する町名となりました。

世帯数と人口

2019年（平成31年）1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：
人口：

学区

市立の小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。また、公立高等学校に通う場合の学区も定められています。

小学校：
中学校：
高等学校：

施設

東水切町には、以下の施設があります。

天理教尾張船雄分教会
天理教愛昭華分教会
日本ホーリネス教団名古屋城北教会

その他

郵便番号：462-0828（集配局：名古屋北郵便局）

参考文献

名古屋市北区役所市民室『北区 私たちのまち』名古屋市北区役所、1979年3月。
「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
名古屋市計画局 編『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年。

関連項目

名古屋市の地名

外部リンク

* ウィキメディア・コモンズには、東水切町に関するカテゴリがあります。

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