東浪見駅

東浪見駅について

東浪見駅（とらみえき）は、千葉県長生郡一宮町東浪見にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）外房線の駅です。上総一ノ宮駅と当駅の間が単線区間、当駅から長者町駅の間が複線区間となっています。

歴史

1925年（大正14年）12月15日：鉄道省の駅として開業。当時は旅客と貨物の取り扱いがありました。
1962年（昭和37年）10月1日：貨物取り扱いを廃止。
1969年（昭和44年）12月20日：手荷物扱いを廃止。小荷物扱いは新聞や雑誌の到着のみに変更。
1972年（昭和47年）7月1日：到着小荷物扱いを廃止し、無人駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となります。
2004年（平成16年）10月16日：ICカード「Suica」が利用可能となり、東京近郊区間に組み込まれました。
2006年（平成18年）：駅舎の建て替え工事が始まり、旧駅舎が解体されました。
2007年（平成19年）2月1日：新駅舎が完成しました。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホームのかさ上げは行われていません。各ホームは跨線橋で連絡しています。
茂原駅が管理する無人駅で、必要に応じて上総一ノ宮駅などから駅員が派遣されることがあります。簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機が設置されています。
かつては貨車を改造した駅舎でしたが、2007年に現在の駅舎に建て替えられました。下り線ホームの安房鴨川寄りには、「まむし注意」の看板があります。これは、ホームが鬱蒼とした小山の麓にあるためです。
2010年（平成22年）2月10日からは、外房線PRC型自動放送が導入されています。
駅の近くには駐車場はありません。

のりば

ホームは11両編成まで対応しています。

利用状況

2006年度の1日平均乗車人員は81人でした。
千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

駅周辺

駅前には住宅が点在し、国道128号（外房黒潮ライン）を越えると田園地帯が広がります。駅の反対側には一の宮カントリー倶楽部があり、千葉県立九十九里自然公園の区域となっています。

釣ヶ崎海岸をはじめとする近隣の海岸はサーフィンポイントとして知られ、世界大会も開催されています。千葉県道30号飯岡一宮線（九十九里ビーチライン）沿いには、サーフショップやカフェが点在しています。

主な周辺施設

一宮町立東浪見小学校
軍荼利山
軍荼利山植物群落
釣ヶ崎海岸
東浪見海岸（太平洋に面した海水浴場）
一宮町憩いの森
雨竜湖（雨竜ダム）
農産物直売所なのはな東浪見店
味の里直売所
一の宮カントリー倶楽部

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■外房線

■普通（各駅停車）

上総一ノ宮駅 - 東浪見駅 - 太東駅

出典

JR東日本:駅構内図
千葉県統計年鑑

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

駅の情報（東浪見駅）：JR東日本

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