東海大学教育開発研究センター

東海大学教育開発研究センター

東海大学教育開発研究センター（とうかいだいがく きょういくかいはつけんきゅうセンター）は、1987年に設立された東海大学の附属研究機関です。教育の発展と充実を目的に、学校教育に関連するさまざまな課題を総合的に研究しています。このセンターは、教育研究、授業方法の開発、行動科学や社会科学の視点を取り入れた教育方法についての調査と解析を行います。

目的と活動

このセンターの主な目的は、教育の質を向上させるために、業界の専門家や研究者が協力し合い、実践的な研究を通じて効果的な教育手法を見つけ出すことです。そのため、授業方法の開発研究や教育内容の見直しが行われています。さらに、工学や理学、社会科学の観点からのアプローチを用いて、教育における新しい可能性を探求しています。

研究テーマ

• - 大学のFD（ファカルティ・ディベロップメント）とSD（スタッフ・ディベロップメント）の研究: 教員やスタッフの能力向上を促進するための施策を検討しています。これにより、学生に対する教育の質の向上を目指します。
• - 授業アンケートの改訂研究: 学生からのフィードバックを基に授業内容や教授法を改善するための新しいアンケートの開発を行っています。
• - 中等教育のカリキュラム開発: 付属の中学校・高等学校との連携を強化し、最新の教育方法や技術に基づく教員研修を進めています。
• - 心理教育的アプローチ: 学生の心理的援助と能力開発に注目した実践的な研究も行っています。
• - 研究会の開催: 「東海大学授業研究会」を通じて、教育に関する情報交換や研究成果の発表が行われています。
• - 出版物の発行: 「東海大学教育開発研究センター紀要」や「東海大学教育開発研究センター研究資料集」を通じて、研究成果や知見を広めています。

沿革

東海大学教育開発研究センターの歴史は以下のように展開しています。1970年には学生生活研究所が設立され、続いて1972年には教育工学研究所が設立されました。1987年に両者が統合され、教育研究所という形で新しいスタートを切りました。2016年には、名称が教育開発センターに改称され、教育の質向上に向けた活動がさらに強化されました。

所在地

このセンターは神奈川県平塚市北金目4-1-1に位置しています。地域に密着した教育研究機関として、地元の学校や教育機関との連携も重視しています。

関連項目

• - 東海大学
• - 学校法人東海大学
• - 研究所

このように、東海大学教育開発研究センターは学校教育の質を高めるために絶えず取り組んでおり、様々な研究を通じて教育の発展に貢献しています。

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