東温市消防本部

東温市消防本部について

東温市消防本部は、愛媛県東温市に位置する消防部局として、地域の安全を守る重要な役割を担っています。この本部は、令和2年（2020年）1月1日現在のデータによれば、管内には34,240人の住民がおり、14,547世帯が存在しています。また、管内の面積は211.30平方キロメートルに広がっています。

沿革

東温市消防本部の歴史は、1978年（昭和53年）に遡ります。この年の3月31日に消防本部及び消防署の庁舎が竣工し、4月1日には東温消防等事務組合消防本部が正式に発足しました。その後の成長に伴い、1998年（平成10年）にはマスコットキャラクター「とびまる」が制定され、地域の親しみを深める存在となりました。

2004年（平成16年）9月21日には、重信町と川内町が合併して東温市が誕生、それに伴って東温市消防本部も新たに設立されました。2006年（平成18年）12月11日には現在の庁舎が運用を開始し、さらに2007年（平成19年）6月30日には新たに防災センター庁舎が完成しました。これにより、地域の消防サービスがさらに充実しました。

近年では、2014年（平成26年）4月1日から消防救急デジタル無線の運用を開始し、2019年（平成31年）4月1日には愛媛大学医学部附属病院との連携による救急ワークステーション事業が始まりました。これにより迅速かつ的確な救急対応が可能となり、地域住民の安心安全が一層強化されています。

組織構成

現在の組織は、消防長、消防次長が指揮を執り、総務予防課と警防課が中心となって活動しています。総務予防課は総務係、予防係、消防団係から構成され、警防課は警防係、救急救助係、通信指令係で構成されています。さらに、東温市消防署には庶務係、調査係、消防係が配置されており、2つの小隊（第1小隊、第2小隊）が地域活動を支えています。

配置車両の現状

2019年（平成31年）4月1日現在、消防本部はさまざまな車両を配置し、消防活動や救急救助に備えています。これにより、地域内での迅速な出動が可能となり、万が一の事態にも即応できる体制が整っていることが特徴です。

まとめ

東温市消防本部は、地域の安全を守るための歴史と実績を持つ重要な機関です。消防救急体制の充実を図り、住民の安心できる生活をサポートすることが求められています。その活動は、こうした組織の整備や先進的な取り組みによって支えられています。

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