東野 (松山市)

東野の概要

東野（ひがしの）は、愛媛県松山市に属する地名で、現行では東野一丁目から六丁目に分かれています。2012年のデータによると、人口は約4,118人、世帯数は1,834世帯で、郵便番号は790-0903です。地名の由来は、過去に存在した温泉郡東野村や桑原村の大字東野に由来しています。

地理

東野は松山市の東部に位置し、愛媛県研修所や愛媛農協学園、さらに東山神社や山神社、またひがしの北公園などの重要な施設があります。江戸時代には大名の庭園があったため、古い建築物も多く残っています。

1960年代までは田園地帯でしたが、1970年代以降は住宅やアパートの建設が進み、現在では密集した住宅街が広がっています。

周辺地域には、石手白石、新石手、石手、樽味、正円寺、桑原、畑寺、畑寺町、北久米町、食場町、溝辺町が接しています。

自然環境

地域内には倉谷山という山があり、石手川や草葉川といった河川も流れています。これらの自然環境は、地域の豊かな生態系や美しい景観を形成しています。

学校と校区

東野の公立学校では、地域内の子どもたちは桑原小学校と桑原中学校に通います。東山神社から桑原小学校までは徒歩で約1.5km、桑原中学校までは1.3kmの距離です。

交通アクセス

東野には主な道路が通っており、愛媛県道40号松山東部環状線や松山市道樽味溝辺線が利用されています。公共交通機関では、伊予鉄バスの8番線が運行されており、最寄りのバス停は「東野」と「東野一丁目」です。

また、鉄道では伊予鉄横河原線の北久米駅、久米駅が近くにあります。松山市駅やJR松山駅へのアクセスも良好で、道後温泉駅や松山空港への道のりもそれぞれ近く、交通の便が整っています。

地域施設

地域には、育英幼稚園やいくつかの公園（ひがしの北公園、東野ほたる公園）などの educational facilities が存在します。さらに、東山神社、山神社、農協神社、観音堂、薬師堂といった神社や仏堂も点在しており、地域の文化的な背景も豊かです。

1961年には、東野お茶屋跡が愛媛県の史跡に指定されるなど、歴史的な側面も持っています。

公共施設としては、愛媛県研修所や愛媛農協学園、2つの公民館（東野下公民館、東野上公民館）があります。また、地域の上水道は松山市公営企業局の東野配水池によって管理されています。

金融機関は伊予銀行東野支店があり、地域住民の生活を支えるドラッグストアや医療施設も利用されています。これにより、住みやすい環境を提供しています。

結論

東野は、自然環境と豊かな歴史、便利な交通アクセスが融合した地域で、その住みやすさから多くの人々に愛されています。松山市の一部として、今後も発展が期待されるエリアです。

もう一度検索