東鋼杯プロ囲棋戦

東鋼杯プロ囲棋戦について

東鋼杯プロ囲棋戦（とうこうはいぷろいきせん、東鋼盃職業圍棋賽）は、台湾棋院が主催する台湾の囲碁棋戦であり、台湾の囲碁界において重要な位置を占めています。2001年に開始され、長年にわたり多くの棋士がその栄誉をかけて競い合ってきました。

大会概要

主催は台湾棋院で、東和鋼鉄株組有限公司が後援しています。この棋戦は、台湾の囲碁界のレベル向上と普及に貢献しています。

優勝賞金

初期の優勝賞金は10万元でしたが、第15期には30万元に増額されました。これは、棋戦の重要性と人気が高まっていることを示しています。

試合方式

31名によるトーナメント制で、決勝は三番勝負で行われます（ただし、第1、3期、第8期以降は一番勝負）。
持ち時間は、トーナメント戦では各2時間で残り3分から秒読み、決勝戦では各3時間で残り5分から秒読みとなります。コミは6目半です。
前期ベスト4の選手は、次期2回戦にシードされます。

歴代優勝者

以下に歴代の優勝者と決勝戦の結果を示します。2001年は1番勝負、2002年から2007年までは3番勝負、2008年より決勝は1番勝負で行われています。

第1期 (2001年): 周俊勲 - 周可平
第2期 (2002年): 彭景華 2-0 黄祥任
第3期 (2003年): 周可平 1-0 戴嘉伸
第4期 (2004年): 林至涵 2-1 林聖賢
第5期 (2005年): 陳詩淵 2-0 載嘉伸
第6期 (2006年): 周俊勲 2-0 林書陽
第7期 (2007年): 陳詩淵 2-0 林至涵
第8期 (2008年): 蕭正浩 - 林至涵
第9期 (2009年): 陳詩淵 - 周俊勲
第10期 (2010年): 周俊勲 - 陳詩淵
第11期 (2011年): 周俊勲 - 蕭正浩
第12期 (2012年): 林君諺 - 林書陽
第13期 (2013年): 蕭正浩 - 林立祥
第14期 (2014年): 王元均 - 陳祈睿
* 第15期 (2015年): 林士勛 - 蕭正浩

まとめ

東鋼杯プロ囲棋戦は、台湾の囲碁界を代表する棋戦の一つであり、数々の名勝負が繰り広げられてきました。今後も、新たな才能がこの棋戦から現れることが期待されています。台湾棋院の公式サイトなどで、最新の情報や対局結果を確認できます。

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