林書陽

林書陽（リン・スゥヤン、1989年9月19日生まれ）は、台湾の囲碁棋士であり、台湾棋院に所属する七段です。彼は数々の棋戦で優勝しており、台湾囲碁界において重要な役割を果たしています。

経歴

林書陽は幼少の頃から囲碁に才能を発揮し、1999年には全国囲棋学生名人戦で5位入賞、2001年には準優勝を果たしました。同年にはアマチュア十傑戦でベスト4に進出するなど、アマチュア時代からその実力を示していました。

2003年にプロ初段となり、プロ棋士としてのキャリアをスタートさせます。2004年にはCMC杯で準優勝、2005年には国手戦リーグ入りを果たすなど、若手棋士として着実に成長していきました。2006年には東鋼杯で準優勝しています。

2008年には五段に昇段。2009年は林書陽にとって飛躍の年となり、愛心杯戦で蕭正浩を破って初の棋戦優勝を飾りました。同年には中環杯戦、碁聖戦でも優勝し、一躍トップ棋士の仲間入りを果たします。2011年には七段に昇段しました。

また、2008年と2009年には、中国乙級・丙級リーグに台湾棋院チームの一員として出場し、国際的な舞台でも経験を積んでいます。

タイトル歴

愛心杯プロ囲棋戦 (2009年、第2期)
中環杯囲棋オープン戦 (2009年、2012年)
碁聖戦 (2009年)

他の棋歴

CMC杯電視快棋戦 準優勝 (2004年)
東鋼杯プロ囲棋戦 準優勝 (2006年、2012年)
張栩杯U20囲棋戦 準優勝 (2008年)
国手戦 挑戦者 (2010年)
中環杯囲棋オープン戦 準優勝 (2011年)

中国囲棋リーグ戦

2008年乙級 （台湾棋院）1勝6敗
2009年丙級 （台湾棋院）1勝6敗

外部リンク

台湾棋院「林書陽」
海峰棋院「林書陽」

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