林士勛

林士勛（りん しくん）

林士勛（1997年7月12日 - ）は、台湾の囲碁棋士です。高雄市出身で、台湾棋院に所属し、七段の実力を持っています。数々の棋戦で優勝し、台湾囲碁界を牽引する存在として注目されています。

経歴

幼少の頃から囲碁に親しみ、才能を発揮しました。

2007年、2008年：栄三杯全国学生棋王戦小学組で連続優勝
2009年：栄三杯全国学生棋王戦中学組優勝
2010年：アマチュア三強戦優勝

2012年にプロ棋士となり、初段を取得。同年中に二段に昇段しました。その後も順調に昇段を重ね、数々の棋戦で実績を残しています。

2015年：三段、東鋼杯プロ囲棋戦決勝で蕭正浩を破り優勝。五段に昇段。中環杯碁聖戦ベスト4、中華職協新鋭隊入り
2016年：グロービス杯世界囲碁U-20ベスト8、IMSAエリートマインドゲームズ男子団体戦で台湾チームとして出場し4位、中華職協精鋭隊入り
2017年：六段、天元戦挑戦者となるも王元均に0-4で敗れる
2018年：中環碁聖戦決勝で許皓鋐に2-0で勝利し優勝、おかげ杯国際新鋭対抗戦出場
2020年：七段
2021年：中華職協新鋭隊副コーチ
2022年：中華職協精鋭隊副コーチ

タイトル歴

東鋼杯プロ囲棋戦（2015年）
台北市中正杯囲棋オープン戦（2016年）
中環碁聖戦（2018年）
新人王戦（2019年）

その他の棋歴

おかげ杯国際新鋭対抗戦（2018年）：陶欣然に勝利、余正麒に勝利、金明訓に敗北、許家元に敗北
天元戦 挑戦者（2017年）
環旭新人王戦 準優勝（2021年）

中国囲棋リーグ

2016年：丙級（海峰棋院）
2017年：丙級（海峰棋院）1-6
2018年：丙級（台湾中環）4-3
2019年：乙級（台湾中環）5-2
2020年：乙級（台湾中環）3-5

参考文献

『囲碁年鑑』日本棋院

外部リンク

台湾棋院「林士勛」
* 海峰棋院「林士勛」

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