松井俊介

松井俊介：多才な音楽家

松井俊介（まつい しゅんすけ）は、1975年生まれ、北海道出身のソングライター、編曲家です。北海道札幌南高等学校を経て神奈川大学外国語学部英語英文学科を卒業後、音楽業界で幅広く活躍しています。

多岐にわたる音楽活動

松井氏は、アニメやゲームのキャラクターソングを中心に、正統派ポップスやアコースティックな楽曲など、多様なジャンルの音楽を手掛けています。その作風は、聴く人の心に寄り添うような温かさと、洗練されたメロディセンスが特徴です。

代表的な楽曲提供

作詞: アニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』関連楽曲（「Let's not say "good-bye"」、「進め!金剛型四姉妹」、「Bright Shower Days」、「二羽鶴」）では、藤田咲、井口裕香、東山奈央、上坂すみれら人気声優陣との共同作詞を行っています。劇場版アニメ『ARIA The AVVENIRE』主題歌「ピアチェーレ」（歌：西沢幸奏）や、PCゲーム『まいてつ Last Run!!』ED曲など、多数の作品で作詞を担当しています。
作曲: 新谷良子の「ギミーシェルター」、水樹奈々の「蒼き光の果て-ULTIMATE MODE-」、平野綾（涼宮ハルヒ）の「空前未満は見せないで」など、人気アーティストへの楽曲提供も多数。アニメ『ゆるゆり』関連楽曲も多く手掛けています。
* 作曲・編曲: TVアニメ『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』の「Through the Game」（歌：新谷良子）や、PCゲーム『ほしフル -星藤学園天文同好会-』の楽曲などを担当。水樹奈々の「蒼き光の果て」（TVアニメ『AYAKASHI』版）も作曲・編曲を手掛けています。

音楽活動と並行した会社員としてのキャリア

松井氏は、音楽活動と並行して会社員としても活躍しており、日本クアンタムストレージ、日本ヒューレット・パッカード、三井物産セキュアディレクション、VMware Japan、デルテクノロジーズ、エリクソン・ジャパンなど、様々な企業でキャリアを積んでいます。音楽活動とビジネスの世界、二つの分野で才能を発揮していることは、彼の多才さを示す証と言えるでしょう。

株式会社松井貿易の設立

2023年3月1日には、株式会社松井貿易を設立し、新たな事業展開を始めています。詳細な事業内容は明らかにされていませんが、これまでの経験を活かし、幅広い分野での活躍が期待されます。

健康問題と克服

2020年1月には、解離性脳動脈瘤（脳底動脈）と診断されたことを公表しましたが、治療を経て現在は活動を再開しています。病を乗り越え、再び音楽活動に情熱を注ぐ姿は、多くの人々に勇気を与えています。

松井俊介は、その才能と努力によって、音楽業界で独自の地位を確立しました。今後の活躍にも注目が集まります。

もう一度検索