松土隆二

松土隆二（まつど たかじ）は、1947年12月23日生まれの日本のアニメーションプロデューサーであり、株式会社ベガエンタテイメントの代表取締役を務めています。

多摩美術大学を卒業後、アニメ制作の世界に入り、東京ムービーのスタッフとしてキャリアをスタートさせました。その後、1973年にズイヨー映像（現：瑞鷹）に入社し、『山ねずみロッキーチャック』や『アルプスの少女ハイジ』などの作品で制作主任を担当しました。これらの作品は、初期の代表作として知られています。

1975年、松土隆二は日本アニメーションに移籍し、プロデューサーとしての才能を開花させました。『母をたずねて三千里』、『ペリーヌ物語』、『トム・ソーヤーの冒険』、『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』、『ミームいろいろ夢の旅』、『宇宙船サジタリウス』、『私のあしながおじさん』、『トラップ一家物語』など、数々の名作テレビアニメのプロデュースを手がけました。これらの作品は、幅広い世代に愛され、日本アニメーションの黄金時代を築く上で重要な役割を果たしました。

1993年頃に日本アニメーションを退社し、同年8月に株式会社ベガエンタテイメントを設立。以降は、代表取締役として会社経営に携わる傍ら、アニメーションプロデューサーとしても活動を続けています。ベガエンタテイメントでは、新たなアニメーション作品の企画・制作に取り組んでいます。

松土隆二は、アニメーション業界に長年にわたり貢献しており、その功績は多岐にわたります。初期の制作主任としての経験から、日本アニメーションでの数々の名作プロデュース、そしてベガエンタテイメントの設立と、常にアニメーション制作の最前線で活躍してきました。

関連人物・会社

東京ムービー：初期に所属していたアニメ制作会社。
瑞鷹（旧：ズイヨー映像）：『アルプスの少女ハイジ』などを制作。
日本アニメーション：数々の名作アニメをプロデュース。
ベガエンタテイメント：自身が設立した会社。
* アニメ関係者一覧：アニメ業界で活躍する人物の一人。

もう一度検索