松山 (宮崎市)

宮崎市松山：歴史と現代が交差する街

宮崎市松山は、宮崎市中央東地域自治区に位置する住居表示実施地域です。郵便番号は880-0865。ここでは、松山の地理、歴史、交通、そして現在の様子を詳しく解説します。

地理

松山は、宮崎県道11号宮崎島之内線（旭通り）と橘公園通りに挟まれた場所にあります。宮崎県道341号宮崎港宮崎停車場線を境に、西側が1丁目、東側が2丁目となっています。橘公園通り沿いにはマンションやホテルが建ち並び、集合住宅も多く見られます。

松山1丁目は、北を旭1・2丁目、西を川原町と接し、大淀川を挟んで太田1丁目・大淀1丁目と隣接しています。松山2丁目は、北を瀬頭1丁目、東を吾妻町と接し、大淀川を挟んで東大淀1丁目と接しています。

地名の由来

松山という地名は、大淀大橋の北詰一帯を指します。藩政時代には瀬頭村の字でした。江戸時代末期の絵図には、この地の大淀川左岸に松林が描かれており、『日向地誌』にも根固め松・竹のある堤防があったことが記されています。この松林のある堤防が、寛永年間（江戸時代初期）に松山と呼ばれるようになった由来であるという説があります。

歴史

松山の歴史は、1924年の宮崎市市制施行によって松山町が誕生したことから始まります。その後、1966年に住居表示が実施され、松山町、小島町、川原町、旭通1丁目～3丁目が統合され、松山1-2丁目が成立し、松山町は姿を消しました。

現在の松山

現在の松山は、交通の便も良く、生活しやすい地域として知られています。以下に、松山の交通と主な施設を紹介します。

交通

鉄道: JR日豊本線が通過しており、最寄り駅は宮崎駅です。
バス: 宮交グループが運営するバスが利用できます。
道路: 宮崎県道11号宮崎島之内線、宮崎県道341号宮崎港宮崎停車場線が通っています。

主な施設

橘公園通り
宮崎観光ホテル（宮崎交通本社）
大淀大橋
* 大淀川橋梁


松山は、歴史的な背景を持ちながらも、現代的な都市機能が充実した地域です。宮崎市を訪れる際には、ぜひ松山にも足を運んでみてください。

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