松山 (那覇市)

松山（まつやま）

沖縄県那覇市にある松山は、一丁目と二丁目からなる地域です。泊埠頭の南、国道58号線松山交差点の西側に位置し、那覇市の中心部を構成する若狭、前島、久茂地、久米といった地域と隣接しています。

概要

松山は、沖縄を代表する歓楽街として広く知られています。夜になると街は非常に活気づき、深夜まで多くの人々で賑わいます。その様子はまるで不夜城のようです。しかし、松山の魅力は歓楽街としての顔だけではありません。地域内には公園などの緑地も多く、区画整理も行き届いているため、住宅地や学校も整備されています。これにより、松山は多様な側面を持つ地域として、地元住民と観光客双方にとって魅力的な場所となっています。

歴史

2019年5月1日、松山は沖縄県暴力団排除条例に基づき、暴力団排除特別強化地域に指定されました。これにより、地域内での暴力団と飲食店などとの間でのみかじめ料のやり取りや便宜供与が禁止され、違反者には懲役や罰金が科されることになりました。この措置は、地域の治安維持と健全な経済活動を促進するためのものです。

2020年8月には、松山地区の飲食店で新型コロナウイルスのクラスターが発生し、多くの店舗が営業自粛を余儀なくされました。この出来事は地域経済に大きな打撃を与えましたが、感染症対策の重要性を改めて認識する契機となりました。

交通

松山地域には複数のバス停があり、那覇市内外へのアクセスが容易です。以下に主なバス停と、停車するバス路線を掲載します。

農林中金前バス停
若松入口バス停
商業高校前バス停
久米郵便局前バス停
若狭バス停
夫婦橋バス停

これらのバス停には以下の路線が停車します。

2番・識名開南線（那覇バス市内線）
3番・松川新都心線（那覇バス市内線）
5番・識名牧志線（那覇バス市内線）
7番・おもろまち線（沖縄バス）
11番・安岡宇栄原線（那覇バス市内線）
15番・寒川線（那覇バス市内線）
21番・新都心具志川線（琉球バス交通）
23番・具志川線（琉球バス交通）
27番・屋慶名（大謝名）線（琉球バス交通・沖縄バス）
28番・読谷（楚辺）線（琉球バス交通・沖縄バス）
29番・読谷（喜名）線（琉球バス交通・沖縄バス）
31番・泡瀬西線（東陽バス）
32番・コンベンションセンター線（沖縄バス）
45番・与根線（那覇バス市外線）
52番・与勝線（沖縄バス）
63番・謝苅線（琉球バス交通）
77番・名護東（辺野古）線（沖縄バス）
80番・与那城線（沖縄バス）
99番・天久新都心線（琉球バス交通）
101番・平和台安謝線（那覇バス市外線）
110番・長田具志川線（琉球バス交通）
120番・名護西空港線（琉球バス交通・沖縄バス）
200番・糸満おもろまち線（沖縄バス）
235番・志多伯おもろまち線（沖縄バス）


また、松山地域内には以下の道路が通っています。

国道58号
松山交差点
沖縄県道43号線

主要施設

松山1丁目

松山公園
沖縄県立那覇商業高等学校
農林中央金庫那覇支店
コザ信用金庫那覇支店

松山2丁目

那覇市立那覇中学校
* 那覇市津波避難ビル

まとめ

松山は、歓楽街としての賑わいと、住宅地としての落ち着きを併せ持つ、多様な魅力に溢れた地域です。交通の便も良く、様々な目的で訪れる人々にとって便利な場所です。

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