松山中央郵便局

松山中央郵便局の概要

愛媛県松山市に所在する松山中央郵便局は、民営化前は集配普通郵便局として機能していました。現住所は〒790-8799 愛媛県松山市三番町三丁目5番地2で、地域の郵便サービスの中心的な役割を担っています。

併設施設

この郵便局には、ゆうちょ銀行松山支店が併設されています。これにより、愛媛県、徳島県、香川県、高知県をカバーする直営店舗としての機能を持っています。また、かんぽ生命保険の松山支店も日本郵政グループの松山ビル内に位置しています。民営化以前は、「松山中央郵便局共通事務センター」が設置されていましたが、その後、日本郵政グループ松山ビルの総合倉庫に移転されました。

歴史

松山中央郵便局の歴史は1872年にまでさかのぼります。この年、松山郵便取扱所として誕生しました。その後、1873年には松山郵便役所に、1875年には松山郵便局（二等）に昇格し、翌日から為替業務が開始されました。

郵便業務の拡充は次第に進み、1879年には貯金が取り扱い開始、1885年には電信業務もスタートしました。1889年には松山郵便電信局へと名称を変更し、その後1903年には松山郵便局に改称されました。1949年に郵政局内分室が設置され、その活動は時間と共に進化していきました。

1967年には松山中央郵便局へ改名され、1991年からは外国通貨の両替や旅行小切手の販売も開始されました。2007年には民営化が進み、松山中央郵便局共通事務センターが閉鎖され、併設の郵便事業松山支店とゆうちょ銀行松山支店に一部の業務が移管されました。2021年には松山西郵便局から一部の集配業務を引き継ぐなど、地域に密着したサービスの提供を継続しています。

取扱内容

松山中央郵便局では、郵便サービスだけでなく、印紙の販売、ゆうパックの発送、内容証明書の取り扱い、さらに生命保険や自動車保険といった保険商品も提供しています。ゆうゆう窓口も設置されており、通常24時間営業を行っているため、忙しい方々でも利用しやすい環境が整っています。

また、併設のゆうちょ銀行松山支店では、貯金、貸付、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、トラベラーズチェック、国債、投資信託、確定拠出年金、そして変額年金保険の取り扱いを行っています。これらの業務は平日の18時まで継続されています。

アクセス

アクセス方法も充実しており、伊予鉄道鉄道線の松山市駅からは徒歩約11分で到達可能です。また、伊予鉄道城南線の県庁前電停または大街道電停からもそれぞれ徒歩約7分でアクセスできます。伊予鉄バスの千舟町四丁目停留所や大街道口停留所からのアクセスも便利です。松山自動車道の松山ICからは北に約4.5kmの距離にあり、駐車場も11台分を備えています。

周辺施設

松山中央郵便局の周辺には、愛媛県庁舎や松山市役所、日本銀行松山支店、伊予銀行本店、松山城、松山三越など、地域を代表する施設が多数立地しており、訪れる際の利便性も抜群です。

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