松崎奈波

松崎 奈波

松崎 奈波（まつざき ななみ）は、1995年1月2日に生まれた日本の元ファッションモデルです。岡山県出身。かつては芸能事務所アミューズに所属し、主にモデルとして活動しましたが、現在は事務所を退所しており、地元の岡山を中心にイベントMCとして活躍の場を移しています。

モデルとしての経歴

松崎奈波のモデルキャリアは、ファッション雑誌『ラブベリー』（徳間書店）との出会いから始まりました。2008年に開催された同誌の第7回専属モデルオーディションに応募し、見事に準グランプリを獲得します。このオーディションをきっかけに、同年5月号から正式に『ラブベリー』の専属モデルとして活動を開始しました。

専属モデルとして約3年間活動し、多くの読者に親しまれました。特に、読者からの人気を示すバロメーターの一つである表紙登場回数は、2009年4月号時点で5回を数えています。これは、当時の人気モデルとして活躍していたことを示唆しています。2011年3月号をもって、『ラブベリー』モデルを卒業しました。

モデルへの道のりと人物像

モデルを目指す上で、松崎には特別な思いがありました。『ラブベリー』の専属モデルオーディションには、実は第6回にも応募を検討していました。しかし、当時の身長が規定にわずかに満たなかったこと、そして自身がモデルになりたいという強い意志が母親にうまく伝わらなかったことから、応募を見送らざるを得ませんでした。

しかし、翌年の第7回オーディションの応募要項を見た母親から「後悔するくらいなら、応募してみたら？」という後押しを受けたことが、再び挑戦するきっかけとなりました。この母親の言葉が、彼女の夢への扉を開くことになったのです。

また、『ラブベリー』の読者であった頃から、同誌の専属モデルだった坂田梨香子に強く憧れていました。当時のインタビューでは、「リカちゃんが大好きで、『ラブベリー』を穴が開くほど読んでいた」と語っており、その影響力の大きさがうかがえます。さらに、彼女の私服や私物を真似するなど、熱心なファンだったことも明かされています。このような強い憧れが、自身をモデルの道へと導いた一つの要因と言えるでしょう。

主な出演

雑誌
『ラブベリー』（徳間書店）: 2008年5月号から2011年3月号まで専属モデルとして活動。
カタログ
ニッセンのプチベリー 2010年夏号

『ラブベリー』卒業後は、一時メディアへの露出が減っていましたが、現在は活動の拠点を地元である岡山に移し、イベントMCとして新たなキャリアを築いています。モデル時代に培った経験を活かし、様々なイベントで活躍しています。

もう一度検索