松嶋こよみ

松嶋こよみ：多様な格闘技経験を持つ総合格闘家

松嶋こよみ（まつしま こよみ、1992年10月8日 - ）は、神奈川県横浜市出身の男性総合格闘家です。イマジナリーに所属し、国内外の舞台で活躍しています。

生い立ちと格闘技の道

幼少期に極真空手を始めた松嶋は、その後、柔道、レスリング、キックボクシングなど、多様な格闘技を経験しました。中学卒業後は、レスリングの名門である京都府立網野高校に進学。東洋大学へは特待生として進学しましたが、プロの総合格闘家を目指すため3年次に中退し、AACCでトレーニングを積みました。

アマチュアからプロへ

2014年、松嶋は関東アマチュア修斗選手権ウェルター級と全日本アマチュア修斗選手権ウェルター級を制覇。この実績を引っ提げ、プロの総合格闘家としてのキャリアをスタートさせました。

修斗での活躍

2015年2月、修斗でプロデビューを果たした松嶋は、高橋圭典を試合開始わずか10秒でKOし、鮮烈なデビューを飾りました。同年12月には、修斗の新人王決定トーナメントウェルター級決勝で荒川大輔を1R16秒でKO。見事、ウェルター級新人王の座を獲得しました。

パンクラスでの挑戦

2016年9月、パンクラスに初参戦。フェザー級ランキング5位の牛久絢太郎を相手に、3Rキムラロックで一本勝ち。しかし、同年12月には元フェザー級キング・オブ・パンクラシストのマルロン・サンドロにTKO負けを喫しました。その後、内村洋次郎、粕谷優介、カイル・アグォンといった強豪に勝利を重ね、2018年4月にはフェザー級暫定王座決定戦に挑みましたが、反則負けという結果に終わりました。

ONE Championshipでの挑戦

2018年9月、ONE Championshipに初参戦。前フェザー級王者のマラット・ガフロフを1RでTKOで下しました。2019年8月には、ONE Championship世界フェザー級タイトルマッチで当時の王者マーティン・ニューイェンに挑戦しましたが、TKOで敗れ、王座獲得はなりませんでした。2020年12月には、ゲイリー・トノンに判定負けを喫しました。

Road to UFC、そしてRIZINへ

2022年6月にはRoad to UFC: Singaporeに参戦し、トーナメント一回戦で勝利を収めましたが、2024年1月には、TOP BRIGHTS.1でRIZINに参戦しているカルシャガ・ダウトベックにTKO負けを喫しました。

戦績と獲得タイトル

松嶋こよみは、アマチュア時代から数々のタイトルを獲得。特に修斗では新人王に輝き、その実力を証明しました。

• - アマチュア総合格闘技

- 第13回関東アマチュア修斗選手権大会 優勝（2014年）
- 第21回全日本アマチュア修斗選手権大会 優勝（2014年）

• - プロ総合格闘技

- 修斗ウェルター級新人王（2015年）
- 修斗ウェルター級新人王 技能賞（2015年）

プレースタイルと評価

松嶋のファイトスタイルは、アグレッシブで常にKOを狙う姿勢が特徴です。多様な格闘技経験に裏打ちされた高い技術と、フィジカルの強さを活かした戦いは、多くのファンを魅了しています。国内外の舞台で活躍を続ける松嶋こよみの今後の活躍にも期待が集まります。

外部リンク

• - Koyomi Matsushita (@TUF108) - X（旧Twitter）
• - Koyomi Matsushita (@koyosgram) - Instagram
• - 修斗 選手データ
• - パンクラス 選手データ
• - 松嶋こよみの戦績 - SHERDOG（英語）

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