牛久絢太郎

牛久絢太郎（うしく じゅんたろう）

概要

牛久絢太郎は1995年2月28日生まれの日本のプロ総合格闘家であり、YouTuberでもあります。東京都足立区の出身で、現在はアメリカン・トップチームに所属しています。彼は第2代RIZINフェザー級王者および第10代DEEPフェザー級王者の称号を持っています。

来歴

牛久は小学校1年生のころに柔道を始めましたが、中学生時代にDREAMを観て総合格闘技へ興味が移行。高校2年生のときに和術慧舟會TLIVEに入門し、正式に格闘技の道を歩み始めます。

パンクラス

2013年にはプロ昇格トーナメントで優勝しプロとしてデビュー。初戦は2013年12月31日に行われ、蓮實光を相手に1ラウンドでドクターストップによるTKO勝ちを収めました。その後、2014年には第20回ネオブラッド・トーナメントで優勝し、さらなる名声を得ることになります。

DEEP

2019年にはDEEP初出場となるDEEP 89 IMPACTでザック・ベナベンテとの対戦でTKO勝ち。その後、2020年にはDEEPフェザー級王座を獲得し、2021年にはタイトル防衛戦で中村大介や神田コウヤを下すなど、王者としての地位を確立しました。特に神田との対戦においては4-1という判定勝ちを収め、2度の防衛に成功しています。

RIZIN

2021年のRIZINデビュー戦では、RIZINフェザー級タイトルマッチで斎藤裕と対戦し、見事な飛び膝蹴りで王座を獲得しました。続く2022年4月の試合では再び斎藤と戦い、打撃戦で優位に立ち、初防衛にも成功。しかし、2022年10月のクレベル・コイケとの対戦では三角絞めで1本負けし、王座陥落の悔しさを味わいました。2023年には朝倉未来との対戦で判定負けを喫し、9月の萩原京平戦で勝利した後は、バンタム級への転向を決意しました。2023年12月にはDEEPフェザー級王座を返上しました。

人物

牛久は特に格闘家としての強さに加えて、独特な一面を持っています。好きな格闘家として元UFC世界フェザー級王者のジョゼ・アルドを挙げており、アメリカン・トップチームでのトレーニングに加え、地元のキックボクシングジム「POWER OF DREAM」でも練習を続けています。彼のYouTubeチャンネルでは、日常の中で見せる天然なエピソードがファンに愛されています。特に彼がヤギの赤ちゃんを牛の赤ちゃんと間違えたり、ディズニーシーでの誤解など、ユニークなキャラクターが多くの支持を受けています。

戦績・タイトル

プロとしての試合を中心に、数多くのトーナメントやタイトルマッチで優勝してきた牛久は、パンクラスやDEEP、RIZINなど、名だたる舞台で戦い続け、彼の名声を築いています。特にRIZINでの成績は、彼のキャリアの中でも大きな存在感を示しています。将来的にはバンタム級での活躍が期待されています。

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