松本凌人

松本凌人選手のプロフィール

松本 凌人（まつもと りょうと）は、2001年12月5日生まれで、大阪府四條畷市出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投げ右打ちのスタイルを持っています。現在は横浜DeNAベイスターズの一員として活躍しています。

経歴

プロ入り前

松本選手の父は元競輪選手の松本久氏で、競技の世界に身を置く家庭に生まれ育ちました。兄が一人いる家庭でもあり、スポーツに対する情熱は幼少期から培われてきたと言えるでしょう。高校は神戸国際大学附属高等学校に進学します。1年生の冬に、元プロ野球選手の林昌勇を参考にしてサイドスローに転向。転向後はその独自のスタイルで成長を遂げていきます。

高校3年生の夏の兵庫大会では、明石商業との決勝戦に先発。8回まで無失点で抑えるも、9回のピンチで降板し逆転負けを喫しました。この試合は彼にとって貴重な経験となりました。

高校卒業後、松本選手は名城大学へ進学。2年春の全日本大学野球選手権大会では、沖縄大学と対戦し、仲地礼亜選手から完封勝利を挙げるなどの活躍を見せます。しかし、4年春に新しい球種のシンカーを習得する過程で調子を崩しますが、秋には復調しリーグ優勝に貢献しました。

プロ入り

2023年10月26日、横浜DeNAベイスターズからドラフトで2位指名を受け仲間の岩井俊介選手も同じく指名されるなど、注目の若手選手として期待が寄せられました。11月18日には、7000万円の契約金と1200万円の年俸で入団合意。背番号は34に決まりました。

DeNA時代

松本選手は、2024年のシーズンに中継ぎ投手として一軍に昇格。デビュー戦は4月3日に京セラドーム大阪で行われた阪神タイガース戦で、1点ビハインドの状況下で見事にプロ初登板を果たします。その後も複数回の登板を経て、耐性を高めていきました。

しかし、4月28日の読売ジャイアンツ戦での登板後は一時登録を抹消。抹消後は二軍で安定した成績を残し、7月に再登録されたものの、一軍復帰後の登板でピンチを招き苦しい結果を経験しました。こうした苦難が彼をさらに成長させていく要因となることでしょう。

選手の特徴

松本選手の投球スタイルは非常にユニークで、高校時代から続けていたトルネード投法を基にしたサイドスローからの投球を武器にしています。彼のストレートは最速153km/hに達し、スライダーやカットボール、スプリット、シンカー、カーブなど多彩な変化球を操ります。プロ入り後はワインドアップからの投球も取り入れており、さらなる進化を遂げています。

詳細情報

初記録

• - 初登板：2024年4月3日、対阪神タイガースの試合で無失点の登板
• - 初奪三振：同試合で梅野隆太郎から奪った
• - 初ホールド：2024年4月23日、対阪神タイガース戦での無失点登板

背番号

• - 34（2024年 - ）

松本凌人選手は、これからのさらなる活躍が期待される若手投手です。

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