松本歯科大学

松本歯科大学について

松本歯科大学は、長野県塩尻市に位置する私立の歯科大学です。1972年に開学し、以来、有能な歯科医師の育成を使命として、教育・研究活動に取り組んでいます。

建学の精神

本学は、佐久間象山や福澤諭吉の学問への姿勢、そして国を思う精神を基盤として設立されました。「良き歯科医師となる前に良き人間たれ」という教育方針を掲げ、歯科医療を通じて社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

沿革

1969年: 東京歯科大学の卒業生有志が、新大学設立を計画。
1972年: 学校法人松本歯科大学の設置が認可され、大学が開学。同時に松本歯科大学病院も開設されました。
1977年: 松本歯科大学衛生学院が開校。
1985年: 米国インディアナ大学歯学部と姉妹校締結。
1986年: 中国河北医学院と姉妹校締結。
1992年: ロシアハバロフスク医科大学と姉妹校締結。
2003年: 大学院歯学独立研究科が開校。
2008年: 新大学病院が開院。
2010年: 衛生学院が3年制課程に移行し、学科名を歯科衛生士学科とする。

特色

教育システム

6年間一貫の新カリキュラムを導入し、初年次教育では学習態度、理科系基礎力、読解力・思考力、コミュニケーション能力の育成に重点を置いています。ウィークリーテストやeラーニングによる理解度確認、教育学習支援センターによるサポートも充実しています。

学生生活

学生寮「CAMPUS INN」を提供し、学生相談室によるメンタルサポートも行っています。特待生制度や奨学支援制度も充実しています。

研究活動

総合歯科医学研究所を中心にグローバルな研究活動を展開。文部科学省の科研費採択実績は歯学系大学でトップクラスです。

大学院

歯科大学初の独立研究科として、総合歯科医学研究所を基盤とした大学院を設置。昼夜開講制を採用し、社会人学生にも配慮しています。

施設

最新の医療教育機関としての新病院、オープンリサーチ型の総合歯科医学研究所、歯科医学教育をサポートする図書館など、充実した施設を備えています。

自然環境

大学は、自然豊かな環境に位置しており、学生は落ち着いた環境で学ぶことができます。

学部・大学院

学部

歯学部：6年制の歯学科

大学院

歯学独立研究科：口腔疾患制御再建学専攻（4年制博士課程）

大学院では、硬組織疾患制御再建学講座、顎口腔機能制御学講座、健康増進口腔科学講座の3つの大講座を設置し、13のユニットで構成されています。

研究活動

総合歯科医学研究所を中心に国際的な共同研究プロジェクトにも参画。ハーバード[[大学]]幹細胞研究所との共同研究も行っています。

関連施設

松本歯科大学病院（長野県塩尻市）
松本歯科大学二條皮ふ科クリニック（長野県松本市）
松本歯科大学銀座8丁目クリニック
総合歯科医学研究所
松本歯科大学ハイテクセンター
松本歯科大学図書館
松本歯科大学衛生学院（長野県塩尻市）
CAMPUS INN（学生寮）

学費

2018年度の初年度学生納付金額は4,280,000円、卒業までの総額は27,360,000円（別途諸経費が必要）です。特待生制度による学費減免措置も設けられています。

交通アクセス

アルピコタクシーによるシャトルバスが、塩尻駅東口から運行しています。また、塩尻市地域振興バスも利用できます。

その他の情報

姉妹校：河北医科大学、インディアナ大学歯学部、極東総合医科大学
学術交流契約締結施設：ハーバード[[大学]]ハワードヒューズ医学研究所、ハーバード[[大学]]幹細胞研究所など
飯島勲氏（元内閣総理大臣秘書官）が特命教授を務めています。

松本歯科大学は、歯科医学の発展と社会貢献を追求し、高度な専門知識と倫理観を備えた歯科医師の育成に尽力しています。

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