松本淳一郎

松本淳一郎は、1947年生まれの日本の政治活動家です。早稲田大学第一経済学部を卒業後、1972年に日本電信電話公社（NTT）に入社し、長年にわたりNTTグループで様々な要職を歴任しました。

NTT在職中は、1995年3月から1997年11月にかけて帯広支店長を務めたほか、NTTクオリス（現在のNTT印刷）の常務取締役、2008年6月からはNTTコムウェアの常勤監査役などを務めました。これらの役職を通じて、NTTグループの経営に深く関与しました。

NTTを退職後も、松本氏は多岐にわたる分野で活動を続けています。とかち観光大使、日本ユネスコ協会連盟参与、特定非営利活動法人日本児童文化研究所理事、株式会社日本YCR取締役相談役、株式会社ナカタ電業社相談役など、様々な団体の役職を務めました。また、2019年5月からは、一般社団法人新しい歴史教科書をつくる会の監事に就任し、歴史教育に関する活動にも関わっています。さらに、日本文化チャンネル桜の賛同者の一人としても知られています。

NTT在職時には、後輩社員であった世耕弘成（のちに自由民主党参議院議員）とのつながりがありました。その後、NTTグループ企業の現役幹部や元社員で構成される政治団体「21テレコム会議」の代表理事を務め、2019年2月には世耕弘成の紹介で、清和政策研究会の事務局長・会計責任者に就任しました。このことから、松本氏が政界との繋がりも深く持っていることが伺えます。

松本淳一郎は、NTTグループでの豊富な経験と、退職後の幅広い活動を通じて、日本の社会や文化に貢献している人物と言えるでしょう。特に、歴史教育や政治活動への関与は、彼の活動家としての側面を強く示しています。

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