松本竜也 (右投手)

松本竜也選手のプロフィールと経歴

概要

松本竜也（まつもと りゅうや）は、1999年9月18日生まれのプロ野球選手で、奈良県の桜井市に出身します。ポジションは投手で、現在は広島東洋カープに所属しています。彼は右投右打の選手であり、特に打者の内角を突く強気な投球スタイルが注目されています。

学歴とプロ入り前の経歴

松本選手は、桜井市立桜井中学校および智辯学園高等学校を卒業後、Honda鈴鹿硬式野球部に進みました。高校時代には同胞生に広岡大志や村上頌樹、福元悠真がいたことでも知られています。Honda鈴鹿では、トヨタ自動車に補強されて都市対抗野球に出場し、そこで後にチームメイトとなる栗林良吏と呼吸を合わせる経験をしました。

プロ入り

2021年のドラフトでは広島東洋カープから5位指名を受け、2021年12月に契約金2500万円、年俸770万円で仮契約を結びました。

広島での活躍

2022年シーズン

松本選手は2022年のオープン戦で好調を維持し、4試合に登板して4回1失点という成績を記録し、見事に開幕一軍のメンバーに名を連ねました。3月26日、横浜DeNAベイスターズとの試合でプロ初登板を果たし、6月22日の阪神タイガース戦では初勝利を遂げました。また、9月13日の阪神戦において、6回無失点のピッチングを披露したが、その後の公式記録が訂正されるという珍事件も体験しました。シーズン通算では50試合の登板を果たし、4勝2敗4ホールドという成績を収め、オフシーズンには年俸が900万円増となる1600万円で契約を更新しました。

2023年シーズン

2023年も引き続き一軍で活躍し、5月11日には中日ドラゴンズ戦でプロ初セーブを記録しました。しかし、4月末以降は安定した投球ができず、5月15日に二軍に降格することになりました。このシーズンでは最終的に13試合に登板し、0勝3敗8ホールド1セーブという成績でしたが、二軍では好調を維持し、シーズン中盤には15試合連続無失点の記録を打ち立てました。8月12日に一軍に昇格し、さらなる活躍が期待されています。

選手の特徴と人柄

松本選手は、リラックスしたフォームでありながら力強い投球をすることが特徴です。特に最速150km/hを越える速球に加え、スライダー、カーブ、フォークといった多彩な変化球を持っており、打者にとっては非常に手ごわいピッチャーです。また、体格から「フト松」と愛称で呼ばれることもあります。

プライベート

私生活では、2022年1月にHonda鈴鹿時代のチアリーダーと結婚し、同年3月には第一子が誕生しました。家族と過ごす時間を大切にしているようです。

記録と背番号

松本選手は、初登板を2022年3月26日に果たし、その後も記録を積み重ねています。背番号は45です。彼の活躍はまだ始まったばかりであり、今後の成長が非常に楽しみな選手です。

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