松金よね子

松金 よね子（まつかね よねこ）

松金よね子は1949年10月22日生まれの日本の女優、声優であり、東京都出身です。彼女は戸板女子高等学校を卒業後、1969年にテアトル・エコーに入団し、舞台『表裏源内蛙合戦』でデビューしました。以来、コメディエンヌとして活動し、1981年には紀伊国屋演劇賞の個人賞を受賞するなど、その才能を高く評価されています。

来歴

松金は、1970年代後半からはテレビドラマにも進出し、声優活動でもアニメや洋画の吹き替えを担当しています。特に『ロッキー』のエイドリアン役は彼女の代表作の一つで、ファイナルを除く全作品で吹き替えを担当しました。1980年代にはバラエティ番組にも出演し、『笑っていいとも!』では渡辺めぐみ、KINYAと共に「よめきんトリオ」を結成し、レコードデビューも果たしました。

1985年にはテアトル・エコーを退団し、1986年からは岡本麗、田岡美也子との3人で「グループる・ばる」を結成。2018年まで32年間も活躍し続けました。

人物

松金は「笑っていいとも!」のレギュラー降板後、特別番組にゲスト出演したり、昔のファンと触れ合う場面を通じて視聴者とのつながりを大切にしてきました。彼女はまた、ローリング・ストーンズの熱心なファンであり、彼らのライブを観に行くなど音楽活動にも関与しています。その影響もあり、音楽雑誌に寄稿したり、テレビ番組に出演することもあります。

2019年には「開運!なんでも鑑定団」に出演し、5人のメンバーのサイン入りポストカードが25万円という高評価を受けたことで話題となりました。

主な出演作品

テレビドラマ

松金のキャリアはテレビドラマを中心に展開し、彼女は多数の名作に出演しています。特に日本テレビの『俺たちの朝』や『熱中時代』において印象的な役割を果たし、1980年代には『翔んだカップル』や『新五捕物帳』などで脇役を演じ、存在感を示しました。

映画

映画においても松金は多くの作品に出ており、1983年の『家族ゲーム』や1991年の『幕末純情伝』など、幅広い役どころをこなしています。コメディからシリアスな作品まで、その演技力は高く評価されています。

声優活動

松金は声優としても多くのアニメに登場し、『うる星やつら』や『ドラえもん』など、人気キャラクターに声を当てました。特に洋画の吹き替えでは『ロッキーシリーズ』を通してエイドリアンを演じ、国民的な作品にかかわることができました。

まとめ

松金よね子は、女優としても声優としても多才であり、昭和から現在に至るまで多くの人々に愛され続けています。彼女のユニークな個性と豊かな表現力は、多くの作品に彩りを与え、日本のエンターテインメント界において欠かせない存在です。

もう一度検索